ハイエースで高速道路を利用するときに、
「ハイエースの高速料金は普通車と同じ?」
「1ナンバーと4ナンバーでは料金が違う?」
「ワイドボディやハイエースワゴンは高くなる?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
ハイエースの高速料金は、車体が大きいから高くなるわけではありません。
高速道路では車両の条件によって「普通車」「中型車」などに区分されるため、同じハイエースでも仕様によって高速料金が異なります。
一般的なハイエースでは、4ナンバーのバンや3ナンバーのワゴンは「普通車」、1ナンバーのバンや2ナンバーのコミューターは「中型車」に区分されます。
僕が乗っているハイエース5型の標準ボディも4ナンバーなので、実際に高速道路では一般的な普通乗用車と同じ普通車料金で利用しています。
この記事では、ハイエースの高速料金区分や1ナンバーと4ナンバーの料金差、休日割引、ETC利用時の注意点について解説します。
ハイエースの高速料金はナンバーによって異なる
NEXCOの高速道路では、車両を以下の5つに区分して通行料金を設定しています。
- 軽自動車等
- 普通車
- 中型車
- 大型車
- 特大車
一般的なハイエースを当てはめると、主な料金区分は次のようになります。
| ハイエースの主な仕様 | ナンバー | 高速道路の料金区分 |
|---|---|---|
| バン・標準ボディなど | 4ナンバー | 普通車 |
| バン・ワイドボディなど | 1ナンバー | 中型車 |
| ワゴン | 3ナンバー | 普通車 |
| コミューター | 2ナンバー | 中型車 |
| キャンピングカーなど | 8ナンバー | 車両条件によって異なる |
ポイントは、ハイエースの車体が大きいから高速料金が高くなるわけではないことです。
わんぼ僕が乗っている5型ハイエースは標準ボディの4ナンバーで、高速道路では「普通車」として一般的な普通乗用車と同じ料金で利用しています!
一方、一般的な1ナンバーのハイエースバンは「中型車」に区分されるため、4ナンバーより高速料金が高くなります。
1ナンバーと4ナンバーでは高速料金が違う
ハイエースバンでは、4ナンバーと1ナンバーで高速道路の料金区分が異なります。
一般的なハイエースの場合、
- 4ナンバー:普通車
- 1ナンバー:中型車
となります。
NEXCOなどの高速自動車国道の料金計算に使われる車種間比率は、次のように設定されています。
| 車種区分 | 車種間比率 |
|---|---|
| 軽自動車等 | 0.8 |
| 普通車 | 1.0 |
| 中型車 | 1.2 |
| 大型車 | 1.65 |
| 特大車 | 2.75 |
普通車を1.0とした場合、中型車の車種間比率は1.2です。
そのため、一般的な1ナンバーのハイエースは、4ナンバーより高速料金が高くなります。
ただし、実際に支払う高速料金が、すべての道路や区間で単純に1.2倍になるわけではありません。
利用する道路や経路、距離、ETC割引などによって実際の料金は変わるため、利用前にNEXCOの料金検索で「普通車」と「中型車」を切り替えて確認するのが確実です。
わんぼまた、1ナンバーと4ナンバーでは通常料金だけでなく、休日割引の対象にも違いがあります!
1ナンバーと4ナンバーでは休日割引にも違いがある
NEXCOの休日割引は、「軽自動車等」と「普通車」が対象で、中型車・大型車・特大車は対象外です。
一般的なハイエースでは、次のようになります。
| ハイエース | 高速道路の車種区分 | 休日割引 |
|---|---|---|
| 4ナンバー | 普通車 | 対象 |
| 1ナンバー | 中型車 | 対象外 |
| 3ナンバー | 普通車 | 対象 |
| 2ナンバー | 中型車 | 対象外 |
NEXCOでも、4ナンバーの車両は普通車以下となるため休日割引の対象、1ナンバーの車両は中型車以上となるため対象外と案内されています。
休日割引が適用される場合、対象となる地方部区間の料金が約30%割引になります。
わんぼただし、土日祝日なら必ず割引されるわけではありません。
休日割引には対象外となる道路・区間があるほか、2026年度はゴールデンウィーク・お盆・年末年始・シルバーウィーク・3連休が適用除外となっています。
そのため、高速道路を利用する前に、走行する道路や利用日が休日割引の対象になっているかNEXCOの公式サイトで確認しておきましょう。
高速道路をよく利用する人にとって、1ナンバーと4ナンバーでは通常料金だけでなく、こうした割引の違いも購入後の費用に影響します。
ETCを使ってもハイエースの料金区分は変わらない
ハイエースにETCを取り付けても、高速道路の車種区分が変わるわけではありません。
ETCでは、車検証に記載されている車両情報を車載器へ登録する「セットアップ」をおこない、その情報を適切な通行料金の課金に利用します。
そのため、ETCを使えば1ナンバーのハイエースが普通車料金になるわけではありません。
それぞれの車両に該当する料金区分で通行料金が計算されます。
ナンバーや車両情報を変更したらETCの再セットアップが必要
ハイエースをカスタムして構造変更などをおこなった場合は、ETC車載器の再セットアップが必要になることがあります。
ETC総合情報ポータルサイトでは、主に次のような場合に再セットアップが必要と案内されています。
- ETC車載器を別の車両へ載せ替えた
- ナンバープレートを変更した
- けん引構造を追加した
- 車検証の記載情報(所有者・使用者情報を除く)を変更した
ハイエースでは、カスタムや用途変更によってナンバーや車検証の記載内容が変わる場合があります。
わんぼ該当する変更をおこなった場合は、ETC車載器も忘れずに再セットアップしましょう!
ハイエースワゴン・コミューター・8ナンバーの高速料金
ハイエースには1ナンバーや4ナンバーのバンだけでなく、3ナンバーのワゴンや2ナンバーのコミューター、キャンピングカーなどに使われる8ナンバー車もあります。
3ナンバーのハイエースワゴンは普通車
一般的な3ナンバーのハイエースワゴンは、高速道路では「普通車」に区分されます。
そのため、ワイドボディだから高速料金が高くなるわけではありません。
ハイエースワゴンはワイドボディですが、3ナンバーの普通乗用自動車であれば普通車料金です。
2ナンバーのハイエースコミューターは中型車
NEXCOでは、乗車定員11人以上29人以下で車両総重量8t未満のマイクロバスを「中型車」に区分しています。
一般的なハイエースコミューターはこの条件に該当するため、高速道路では中型車料金となります。
8ナンバーは車両条件によって料金区分を確認する
キャンピングカーなどへ構造変更されたハイエースでは、8ナンバーになっている場合があります。
わんぼ8ナンバーの特殊用途自動車は、ナンバーだけを見て料金区分を判断することはできません。
NEXCOでも、特殊用途自動車など車種判別が難しい車両については、場合によって車検証の提示を求めることがあると案内しています。
自分のハイエースがどの料金区分になるか分からない場合は、車検証を用意したうえでNEXCOへ確認すると確実です。
高速道路をよく利用するなら購入時に料金区分も確認しておこう
ハイエースを購入するときは、車両価格や税金、燃費などに目が向きやすいですが、高速道路をよく利用する人は高速料金の違いも確認しておきたいところです。
仕事で頻繁に高速道路を利用する場合はもちろん、旅行やアウトドアなどで長距離を走ることが多い場合も、利用回数が増えれば高速料金の差が積み重なります。
わんぼただし、ハイエース選びは高速料金だけで決めるものではありません!
標準ボディとワイドボディでは車内の広さや取り回しなどにも違いがあるため、自分の使い方に合った仕様を選ぶことが大切です。
また、高速料金以外にも自動車税や車検、任意保険、燃料代、メンテナンス費用などがかかります。
ハイエースを所有すると年間でどれくらいのお金が必要になるのかは、「ハイエースの維持費は年間いくら?バン・ワゴンの違いと実際にかかる費用を解説」で詳しく紹介しています。
ハイエースの高速料金についてよくある質問
ハイエースは普通車料金で高速道路を走れる?
ハイエースでも、高速道路の車種区分が「普通車」であれば普通車料金で利用できます。
一般的な4ナンバーのハイエースバンや3ナンバーのハイエースワゴンは普通車に区分されます。
しかし、一般的な1ナンバーのハイエースバンは中型車となるため、普通車料金ではありません。
ワイドボディのハイエースは高速料金が高くなる?
ワイドボディという理由だけで高速料金が高くなるわけではありません。
たとえば、3ナンバーのハイエースワゴンはワイドボディですが、高速道路では普通車です。
高速料金は標準・ワイドというボディ幅だけで判断せず、高速道路上の車種区分を確認しましょう。
ハイエースの10人乗りは普通車料金?
一般的な10人乗りのハイエースワゴンは3ナンバーの普通乗用自動車で、高速道路では普通車に区分されます。
一方、11人以上が乗車できるハイエースコミューターは料金区分が異なるため、ワゴンとコミューターを混同しないようにしましょう。
2WDと4WDで高速料金は変わる?
2WDと4WDという駆動方式だけで高速料金が変わるわけではありません。
同じ料金区分の車両であれば、2WDか4WDかによって高速料金が変わることはありません。
ガソリンとディーゼルで高速料金は変わる?
ガソリン車とディーゼル車というエンジンの違いだけで高速料金が変わるわけではありません。
同じ料金区分のハイエースであれば、ガソリンかディーゼルかによって高速料金が変わることはありません。
まとめ|ハイエースは4ナンバーなら普通車、1ナンバーなら中型車が基本
ハイエースの高速料金は、すべての車両で同じではありません。
一般的なハイエースでは、
- 4ナンバーのバンと3ナンバーのワゴンは「普通車」
- 1ナンバーのバンと2ナンバーのコミューターは「中型車」
に区分されます。
わんぼ僕が乗っている5型ハイエースの標準ボディも4ナンバーなので、実際に一般的な普通乗用車と同じ普通車料金で高速道路を利用しています!
とくに1ナンバーと4ナンバーでは、通常料金だけでなく休日割引の対象にも違いがあります。
高速道路をよく利用する人は、ハイエースを購入するときに車両価格や税金、燃費だけでなく、自分が選ぶ仕様の高速道路上の車種区分も確認しておきましょう。

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