ハイエースの断熱材・制振材オススメ4選|天井など施工場所に合った選び方を解説

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ハイエースに防音・断熱施工をしたいけれど、

「制振材や断熱材はどれを選べばいい?」
「天井にはどの材料を使えばいい?」
「レアルシルトとレジェトレックスはどう使い分ける?」

と迷っている方も多いのではないでしょうか。

ハイエースの防音・断熱に使える材料はたくさんありますが、制振材と断熱材では役割が異なり、施工する場所に合わせて選ぶことが大切です。

僕自身もハイエースの内装を外し、車内全体の防音・断熱施工をDIYでおこないました。

実際に使用したのは、

  • レアルシルト
  • 東レペフ
  • パーフェクトバリア

この3種類です。

レアルシルトはハイエース全体で約40枚使用し、天井には10mm厚の東レペフを2重に施工しました。

実際に施工して感じたのは、すべての場所に同じ材料を使うよりも、施工性や材料の特徴を考えて使い分けたほうが作業しやすいということです。

この記事では、僕が実際にハイエースへ施工した経験をもとに、

  • オススメの制振材・断熱材
  • それぞれの特徴
  • 施工場所に合った選び方

などを紹介します。

これからハイエースの防音・断熱をDIYする方は、材料選びの参考にしてみてください。

目次

ハイエースの防音・断熱に使用した材料

僕がハイエースの防音・断熱施工で実際に使用した材料は、主に以下の3種類です。

材料種類主に使用した場所特徴
レアルシルト制振材天井・床・タイヤハウス・運転席/助手席下など車内全体貼り付けやすく施工しやすい
東レペフ断熱材天井・タイヤハウス・内張などシール付きで貼りやすく、厚さを選べる
パーフェクトバリア断熱材狭い場所・奥まった場所など軽く、東レペフを貼りにくい場所にも入れやすい

僕が材料選びで重視したのは、性能だけではなくDIYでの施工しやすさです。

ハイエース1台を施工するとなると材料を切ったり貼ったりする作業量も多いため、

「切りやすい」
「貼りやすい」
「狭い場所にも施工しやすい」

という点を重視しました。

わんぼ

制振材のレアルシルトは、ハイエースバン標準ボディ全体で合計約40枚使用しています!

ただし、必要な枚数は施工範囲や貼り方によって変わります。約40枚という数字は、あくまで僕が車内全体を施工したときの実例として参考にしてください。

また、制振材にはレアルシルトより価格を抑えやすいレジェトレックスという選択肢もあります。

僕は今回の施工ではレジェトレックスを使用していませんが、費用を抑えたい場合の候補として、のちほどレアルシルトとの違いも含めて紹介します。

制振材と断熱材の違い

ハイエースの防音・断熱施工では、制振材と断熱材を目的に合わせて使い分けることが大切です。

それぞれの主な役割は以下のとおりです。

種類主な役割今回紹介する材料
制振材ボディの鉄板が振動するのを抑えるレアルシルト・レジェトレックス
断熱材外から伝わる熱や冷気を抑える東レペフ・パーフェクトバリア

制振材は、天井や床などの鉄板に貼り付けて振動を抑えるために使用します。

一方、断熱材は外気の熱や冷気が車内へ伝わるのを抑えるために使用します。

そのため、「どちらか片方を施工すればいい」というものではなく、防音と断熱の両方を目的とするなら、それぞれの役割に合った材料を組み合わせるのが基本です。

わんぼ

僕のハイエースでも、鉄板部分に制振材を施工したうえで、施工場所に合わせて東レペフやパーフェクトバリアを使用しました!

ここからは、実際に使用した感想も交えながら、それぞれの制振材・断熱材の特徴を詳しく紹介します。

ハイエースにオススメの制振材2選

ハイエースの制振材として候補になるのが、レアルシルトとレジェトレックスです。

僕のハイエースではレアルシルトを使用しましたが、材料費を抑えたい場合はレジェトレックスも選択肢になります。

ここでは、それぞれの特徴や違いを見ていきます。

レアルシルト|施工性を重視するならオススメ

僕がハイエースの制振材として実際に使用したのがレアルシルトです。

レアルシルトは300×400mm、厚さ1.9mmの制振シートで、ヒートガンなどで加熱しなくても貼り付けられます。

僕が実際に施工してとくに良かったと感じたのは、貼りやすく、作業中に手が汚れにくいことです。

ハイエース全体を施工するとなると、制振材を切って貼る作業を何度も繰り返します。

施工範囲が広いからこそ、レアルシルトの扱いやすさにはかなり助けられました。

わんぼ

僕は1枚を100×200mm程度に6分割してから貼り付けています!

300×400mmのレアルシルト1枚から6枚に切り出せるので、必要な場所へ施工しやすくなります。

また、僕のハイエースバン標準ボディでは、車内全体の施工でレアルシルトを合計約40枚使用しました。

必要枚数は施工範囲や貼り方によって変わりますが、ハイエース1台をDIYで施工するときの目安として参考にしてください。

レアルシルトの耐熱温度は、メーカー情報では80℃とされています。

ただし、耐熱温度が80℃だからといって、どこにでも施工できるわけではありません。

メーカーもエンジンルームなど高温になる場所には貼り付けできないと案内しているため、施工する場所の温度や使用条件を確認することが大切です。

デメリットは、材料費が高くなりやすいことです。

僕の場合は約40枚使用したこともあり、レアルシルトだけで約5万円かかりました。

それでも、ハイエース全体をDIYで施工した経験からすると、貼りやすさや手の汚れにくさを重視する人には使いやすい制振材だと感じています。

レジェトレックス|費用を抑えたい場合の候補

制振材の費用を抑えたい場合に候補になるのがレジェトレックスです。

レジェトレックスは粘着層を備えた制振材で、接着剤や加熱処理を必要とせず施工できます。

僕は今回のハイエースの施工ではレジェトレックスを使用していないため、レアルシルトのように実際の作業性を比較することはできません。

ただし、レアルシルトだけでハイエース全体を施工すると材料費が大きくなるため、予算を重視して制振材を選ぶ場合の比較候補になります。

なお、レジェトレックスについて「耐熱温度は40℃」という情報を見かけることがあります。

確認できた製品資料では、0〜40℃の広い温度領域で制振効果を発揮するとされていますが、これは「耐熱温度が40℃まで」という意味ではありません。

そのため、「40℃を超える場所には使えない」と一律に判断するのではなく、施工場所や製品の使用条件を確認したうえで選ぶことが大切です。

わんぼ

また、レジェトレックスの製品資料では、パネル面積の約30%に施工した試験でも騒音低減効果が示されています。

ただし、必要な施工面積は車両や施工場所、目的によって変わるため、「30%貼れば十分」と一律に考えるのではなく、施工する場所に合わせて調整しましょう。

ハイエースにオススメの断熱材2選

僕がハイエースの断熱施工で実際に使用したのは、東レペフとパーフェクトバリアです。

天井などシート状の断熱材を貼り付けやすい場所には東レペフ、奥まった場所や狭い隙間にはパーフェクトバリアというように使い分けました。

どちらか片方に統一するよりも、施工する場所に合わせて使い分けたほうが作業しやすかったです。

東レペフ|天井など貼り付ける場所にオススメ

天井を中心に使用した断熱材が東レペフです。

僕が実際に使って感じたメリットは、ハサミやカッターで簡単に切れて、そのまま貼り付けやすいことでした。

片面に粘着層があるため、施工する場所に合わせて切ったあと、そのままボディへ貼り付けられます。

わんぼ

ハイエースのように施工面積が広い車では、この作業性の良さは大きなメリットでした!

僕のハイエースでは、

  • 天井:10mm厚を2重
  • タイヤハウス・内張:3mm厚

というように、施工場所によって厚さを使い分けています。

特に天井は10mm厚を2重にしているため、合計すると約20mmの厚さになります。

実際に施工した僕のハイエースでは、施工後は天井に当たる雨音がほとんど気にならなくなりました。

もちろん、天井にはレアルシルトも施工しているため、雨音の変化が東レペフだけによるものとは断定できません。

それでも、レアルシルトと東レペフを組み合わせて施工した結果として、雨天時の車内はかなり静かになったと感じています。

また、東レペフのような独立気泡構造の発泡体は水を吸収しにくいため、結露が気になる車内へ使用する断熱材を選ぶうえでもメリットがあります。

しかし、実際に施工して気になったのが粘着力の強さです。

一度貼り付けると位置を修正するのが難しく、無理に剥がすと粘着部分がボディ側に残ってしまいました。

貼り直しが簡単にできる材料ではないため、位置を確認してから慎重に貼り付けることをオススメします。

パーフェクトバリア|狭い場所にも施工しやすい

東レペフを貼り付けにくい場所には、パーフェクトバリアを使用しました。

もともとは東レペフを中心に断熱する予定でしたが、実際にハイエースの内装を外してみると、奥まった場所

や狭い隙間など、シート状の東レペフでは施工しにくい部分があります。

そこで役立ったのがパーフェクトバリアです。

必要な大きさに切り、東レペフを貼りにくい場所へ入れていくことができるため、狭い場所や複雑な形状の部分にも施工しやすいと感じました。

僕のハイエースでは天井には東レペフを使用し、それ以外の東レペフを施工しにくい場所を中心にパーフェクトバリアを使っています。

わんぼ

パーフェクトバリアの良かったところは、形状に合わせて施工しやすいことです!

ただし、断熱材は単純に隙間へ詰め込めばいいとは限りません。

内装の取り付けや配線などを邪魔しないように、施工場所を確認しながら使用することが大切です。

東レペフとパーフェクトバリアのどちらを選ぶか迷った場合は、貼り付けやすい広い面には東レペフ、シート状の材料を施工しにくい場所にはパーフェクトバリアという使い分けが分かりやすいと思います。

ハイエースの施工場所に合った制振材・断熱材の選び方

ハイエースの防音・断熱施工では、すべての場所に同じ材料を使うのではなく、施工場所の形状や目的に合わせて制振材・断熱材を使い分けるのがオススメです。

僕のハイエースでは、主に以下のように使い分けました。

施工場所制振材断熱材
天井レアルシルト東レペフ10mm×2重
運転席・助手席下、エンジン周辺のフロアレアルシルト施工場所に合わせて断熱材を使用
タイヤハウス・内張レアルシルト東レペフ3mm
狭い場所・奥まった場所レアルシルトなどパーフェクトバリア

実際に施工してみると、材料そのものの性能だけではなく、貼り付けやすさや厚み、施工するスペースも考えて選ぶことが大切だと感じました。

天井|レアルシルト+東レペフ

ハイエースの天井には、レアルシルトと10mm厚の東レペフを使用しました。

まず天井の鉄板にレアルシルトを施工し、その上から東レペフ10mmを2重に貼っています。

天井は面積が広いため、材料を切って貼り付ける作業量もかなり多くなります。

わんぼ

そのため、実際にDIYするなら性能だけでなく施工性も大切です!

僕の場合は、貼り付けやすいレアルシルトと、ハサミやカッターで加工しやすい東レペフの組み合わせで施工しました。

施工後は、天井に当たる雨音がほとんど気にならなくなりました。

レアルシルトと東レペフを組み合わせて施工しているため、どちらか一方だけの効果とはいえませんが、天井の防音・断熱をDIYするなら参考になる組み合わせだと思います。

運転席・助手席下、エンジン周辺のフロア|レアルシルト

僕のハイエースでは、運転席・助手席下やエンジン周辺のフロアにもレアルシルトを施工しました。

ハイエースは運転席・助手席の下にエンジンがあるため、この周辺へ使用する材料は熱の影響も考えて選ぶ必要があります。

レアルシルトの耐熱温度は、メーカー情報では80℃とされています。

ただし、耐熱温度が80℃だからといって、高温になる場所ならどこにでも施工できるわけではありません。

わんぼ

メーカーもエンジンルームなど高温になる場所には施工できないと案内しています。

僕がレアルシルトを施工したのは、エンジン本体や排気系ではなく、運転席・助手席下やエンジン周辺のフロア部分です。

エンジン本体や排気系など高温になる部分の近くへ安易に施工せず、実際に施工する場所の温度や製品の使用条件を確認してから使用してください。

タイヤハウス・内張|薄手の東レペフを使い分ける

タイヤハウスや内張部分には、3mm厚の東レペフを使用しました。

天井では10mm厚を使用していますが、内装の裏側などはスペースが限られているため、同じ厚さの材料が使いやすいとは限りません。

僕の場合は3mm厚を選ぶことで、内装を元に戻すときのスペースも考えながら施工できました。

断熱材は厚ければ厚いほどいいと考えるのではなく、施工後に内装を問題なく取り付けられるかまで考えて厚さを選ぶことが大切です。

狭い場所・奥まった場所|パーフェクトバリア

シート状の東レペフを貼りにくい狭い場所や奥まった部分には、パーフェクトバリアを使用しました。

ハイエースの内装を外してみると、手が入りにくかったり、形状が複雑だったりして、東レペフをきれいに貼れない場所があります。

わんぼ

そのような部分では、必要な大きさに切って施工できるパーフェクトバリアが使いやすかったです。

ただし、配線や内装部品の取り付けを邪魔するほど無理に詰め込む必要はありません。

広く貼れる場所には東レペフ、貼りにくい場所にはパーフェクトバリアというように使い分けると、DIYでも施工しやすくなります。

ハイエース1台の防音・断熱にかかった材料費

僕がハイエースバン標準ボディ全体を防音・断熱施工したときにかかった材料費は、合計で約10万5,000円でした。

内訳は以下のとおりです。

材料実際にかかった費用
レアルシルト約50,000円
東レペフ約45,000円
パーフェクトバリア約10,000円
合計約105,000円

上記は僕が施工した当時に実際にかかったおおよその費用です。現在の販売価格とは異なる場合があります。

思っていた以上に費用がかかったのが、レアルシルトと東レペフです。

レアルシルトはハイエース全体で約40枚使用し、天井の東レペフは10mm厚を2重に施工したため、そのぶん材料費も高くなりました。

ただし、僕と同じ材料・施工方法にする必要はありません。

わんぼ

施工範囲を絞ったり、断熱材の厚さや施工方法を見直したり、制振材を予算に合わせて選んだりすれば、材料費を抑えることはできます!

防音・断熱施工は使用する材料の量によって費用が大きく変わるため、「どこまで施工するか」を決めてから必要な材料を揃えるのがオススメです。

僕の場合は車内全体を施工したため約10万5,000円かかりましたが、これからDIYする方は予算と施工したい場所を考えながら材料を選んでみてください。

まとめ|施工場所に合わせて制振材・断熱材を使い分けよう

ハイエースの防音・断熱に使う材料は、それぞれ特徴が異なるため、施工する場所や目的に合わせて使い分けることが大切です。

今回紹介した材料をまとめると、

  • レアルシルト:施工性を重視して制振材を選びたい人
  • レジェトレックス:費用を抑えて制振材を選びたい人
  • 東レペフ:天井など広い面へ断熱材を貼り付けたい人
  • パーフェクトバリア:狭い場所やシート状の断熱材を貼りにくい場所

という選び方がひとつの目安になります。

僕のハイエースバン標準ボディでは、制振材としてレアルシルトを約40枚使用し、天井には10mm厚の東レペフを2重に施工しました。

実際にハイエース1台をDIYで施工して感じたのは、すべての場所に同じ材料を使うよりも、施工場所の形状やスペース、作業性を考えて材料を使い分けたほうが施工しやすいということです。

防音・断熱施工にかけられる予算や施工範囲は人によって違います。

まずは「どこを防音・断熱したいのか」を決めてから、それぞれの場所に合った制振材・断熱材を選んでみてください。

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