【工具ひとつで完結】ハイエース5型ディーゼル(1GD)のファンベルト交換方法を紹介

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この記事にたどり着いたあなたは、ハイエースのファンベルトを交換する方法を知りたいのではないでしょうか?

ファンベルトが切れてしまうと、走行ができない状態になってしまう可能性がある為、定期的な交換が必要です。

今回の記事では、1GDのディーゼルエンジンを搭載したハイエースのファンベルト交換について詳しく解説します。

この記事はこんな人にオススメ!
  • ハイエース(ディーゼル5型以降)のファンベルトを自分で交換したい人
  • ファンベルトの交換時期を知りたい人
  • ファンベルトの取り回しを忘れてしまった人

数年に一度のメンテナンスにはなりますが、大切なことなので参考になればと思います。

作業はとてもカンタンなので、ぜひチャレンジしてみてください。

目次

ファンベルトとは

車を動かすために必要な部品にエンジンからの回転力を伝えるゴムでつくられたベルトのことです。

昔は「ファン」という部品を回転させていたことから、ファンベルトと呼ばれています。

車を動かすために必要な部品は、

  • オルタネーター

エンジンやバッテリーに、電力を発生・供給するもの。

  • ウォーターポンプ

エンジンを適正な温度に保つために、冷却水を強制的に循環させるもの。

  • エアコンコンプレッサー

低温・低圧のエアコンガス気体を圧縮し、高温・高圧の液体に変化させるもの。

  • パワーステアリングポンプ

パワーステアリングオイルに油圧をかけることで、ハンドル操作をアシストするもの。

などが挙げられますが、ハイエースはこれらすべてがファンベルトによって駆動されています。

ファンベルト交換の必要性

長期に渡り、ファンベルトを交換しないまま走り続けると、ベルトが切れてしまう可能性があります。

ファンベルトが切れてしまうと、ベルトによって駆動していた部品の回転が止まり、車に大きな影響を与えてしまうんです。

オルタネーターの回転が止まると、電力の発電・供給も止まってしまい、電気を必要とする装置の停止やバッテリー上がりにつながる。

最終的にはエンジン停止・始動不良となり、走行が不可能な状態になる。

ウォーターポンプの回転が止まると、冷却水の循環ができなくなりオーバーヒートを引き起こす

エアコンコンプレッサーの回転が止まると、エアコンの効き不良につながる。

パワーステアリングポンプの回転が止まると、オイルに油圧が発生しなくなりハンドルが異常に重くなる。

これらの症状を引き起こせば、とても走行できる状態ではありません。

そうならないためにも、ファンベルトの定期的な交換が必要です。

オーバーヒートとは

エンジンの冷却不足が原因で、エンジン本体が高温になりすぎてしまうこと。

早急に対応しないと、エンジンの交換が必要な状態になってしまいます。

ファンベルトが切れる原因

大きな理由としては、ファンベルトの摩耗劣化によるものです。

ゴム製品なので走行距離が少なくても、放っておけば硬化することで劣化につながります。

とはいえ、突然切れてしまうようなことはほとんどありません。

ファンベルトの摩耗・劣化にともない、

「キュルキュル」や「キー」という、金属がこすれるような音がします。

「ベルト鳴き」といわれる状態です。

このような音はファンベルトが摩耗・劣化しているのはもちろん、硬化したりベルトが伸びて緩んでしまっていることも考えられるでしょう。

音の原因は、ファンベルトが滑りながら回転しているからです。

わんぼ

ベルトが鳴いていても、少し走ればベルトの滑りがおさまって音が止まることもあるけど、基本的には「そろそろ交換だよ」の合図だと思ってね!

ただし最近のハイエースには、オートテンショナーというベルトを自動で調整してくれる部品が使われているので、ベルト鳴きを起こすよりも交換時期の方が先にくると思います。

ファンベルトの交換時期

一般的には、

  • 50,000㎞または4~5年ごとの交換

といわれています。

年数の場合は、車検2回ごとに交換というイメージでいいでしょう。

切れてからでは遅いので、予防も兼ねて早めの交換を心掛けましょう。

ファンベルトの交換方法

前置きが長くなりました…。

ベルト交換自体はとてもカンタンで、30分~1時間あれば完了すると思います。

工具は、14㎜のめがねレンチだけで大丈夫です。

わんぼ

ロングタイプがオススメだよ!

ファンベルトの取り外し

まずは、前から2番目のアンダーカバーを外してください。

すると、こんなふうにベルトが見えると思います。

わんぼ

4WDだから狭くて…。見にくくてごめんなさい。

ハイエースはオートテンショナーという部品のおかげで、ベルトの調整が自動でされる仕組みになっています。

オートテンショナーは、スプリングの力でベルトにテンションを与え、常に適正な張り具合を保ってくれる部品です。

オートテンショナーが採用されている車は、ベルトを調整する必要はありません。

ベルト交換で触るところは、赤丸のネジだけです。

ネジといっても緩めたりする必要はなく、オートテンショナーの赤丸の14㎜をエンジン正面から見て時計回りの方向に回すことでベルトのテンションが緩みます。

回した状態のまま、プーリーからベルトを外しましょう。

いずれかのプーリーからベルトを外してしまえば、オートテンショナーにかけている力は緩めてしまって大丈夫です。

左側が新品、右側が取り外したベルトです。

50,000㎞を超えたこともあり、「それなりに摩耗しているな。」と思いました。

わんぼ

今回は様子見も兼ねて50,000㎞のタイミングで交換したけど、これからも50,000㎞で交換することにしたよ!

ファンベルトの取り付け

新品のベルトを外す前と同じようにかけていきます。

…取り回し、覚えてますか?(笑)

わんぼ

写真がうまく撮れなかったから、下手くそなイラストで勘弁してね…。

溝の無いツルツルのプーリーには、必ずベルトの背面が当たるように取り付けましょう。

オートテンショナーを時計回りに回した状態にしないと、すべてのプーリーにベルトをかけることはできません。

個人的にオススメなのが、最後は右下のプーリーにかけるとやりやすかったです。

右下のプーリー以外にベルトを確実にかけたら、オートテンショナーを「ぐい~ん」と回して、赤丸部分にベルトをかけましょう。

ベルトのズレがなければ作業完了です。

さいごに

「ベルト鳴き」の原因は、ファンベルトだけとは限りません。

プーリー自体から異音が発生することもあるので、ベルトを交換して「鳴き」が止まらない場合は、プーリーからの異音を疑ってみましょう。

今回紹介したベルト交換は、お店に依頼するとおよそ1万円くらい必要だと思います。

自分で交換した場合は、5,000円程度の出費でした。

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