ハイエースの維持費は年間いくら?バン・ワゴンの違いと実際にかかる費用を解説

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ハイエースを購入しようと思っているけれど、

「維持費は年間いくらくらいかかる?」
「普通の乗用車より維持費は高い?」
「4ナンバーは毎年車検だけど、実際どれくらいお金が必要?」

と気になっている方も多いのではないでしょうか。

ハイエースの維持費には、自動車税や車検だけでなく、任意保険、燃料代、エンジンオイルなどのメンテナンス費用もかかります。

さらに、ハイエースバンとワゴンではナンバー区分や車検周期などが異なるため、同じハイエースでも維持費は一律ではありません。

僕はハイエース5型の2.8Lディーゼル・4WDを新車で購入し、現在まで10万km以上乗ってきました。

年間走行距離を約1万kmとして現在の費用を整理すると、僕のハイエースではタイヤなど不定期に交換する消耗品を除き、年間約37万円、月平均では約3.1万円がひとつの目安になります。

もちろん、燃料価格や任意保険、車検時の整備内容、駐車場の有無などによって実際の維持費は変わります。

この記事では、僕が実際に支払っている車検代や任意保険料などをもとに、ハイエースの年間維持費とその内訳、バン・ワゴンによる違いを解説します。

これからハイエースを購入する方が、「買ったあとに毎年どれくらいのお金が必要なのか」を考える参考になれば幸いです。

目次

ハイエースの維持費は年間いくらかかる?

ハイエースの年間維持費は、車両の種類や年間走行距離、任意保険、駐車場の有無などによって大きく変わります。

そのため、「ハイエースなら年間○万円」と一律には決められません。

わんぼ

参考として、僕が所有しているハイエース5型・2.8Lディーゼル・4WDの維持費をまとめると、以下のようになります!

項目年間費用
自動車税16,000円
車検約100,000円
任意保険約60,000円
燃料代約183,000円
エンジンオイル・フィルター交換約14,000円
駐車場0円
合計約373,000円

年間走行距離約1万kmで計算しています。
燃料代は僕のハイエースの実燃費8.7km/Lと、2026年8月31日時点の軽油全国平均価格159.4円/Lをもとにした試算です。
車検費用には自賠責保険・自動車重量税・検査手数料などを含みます。

年間約37.3万円なので、月平均にすると約3.1万円です。

ただし、この金額には車両購入費やローン、タイヤなど数年に一度交換する消耗品、故障や修理にかかる費用は含めていません。

また、僕の場合は自宅に駐車できるため駐車場代がかかっていません。

月極駐車場を借りる場合は、その費用も加えて考える必要があります。

ハイエースの維持費の内訳

僕のハイエースで主にかかっている維持費は、以下のとおりです。

ここからは、それぞれどれくらいの費用がかかっているのか紹介します。

自動車税

僕のハイエースにかかる自動車税(種別割)は、年間16,000円です。

ハイエースバンの自動車税は、乗用車のように排気量だけで決まるわけではありません。

貨客兼用車では、最大積載量や乗車定員、排気量などによって税額が変わります。

僕のハイエースが該当する、

  • 自家用の貨客兼用車
  • 乗車定員4人以上
  • 最大積載量1t以下
  • 排気量1.5L超

の区分では、年間16,000円です。

わんぼ

そのため、「4ナンバーのハイエースならすべて16,000円」というわけではなく、自分の車両がどの区分に該当するのか確認する必要があります。

自動車税だけを見ると、ハイエースバンは必ずしも高いわけではありません。

4ナンバー・1ナンバー・3ナンバーによる税額の違いや、自動車重量税、13年・18年経過後の税金については、「ハイエースの税金と4ナンバー・1ナンバー・3ナンバーの違い」で詳しく解説しています。

車検費用

僕のハイエースは4ナンバーの小型貨物車なので、新車登録後の初回車検は2年、その後は1年ごとに車検を受けます。

現在、僕が実際に支払っている車検費用は1回あたり約10万円です。

この約10万円には、

  • 自動車重量税
  • 自賠責保険
  • 検査手数料
  • 車検・整備にかかる費用

などが含まれています。

車検費用は依頼する店舗や整備内容、交換する部品などによって変わるため、すべてのハイエースが10万円程度で車検を受けられるわけではありません。

わんぼ

4ナンバーは毎年車検なので負担が大きく感じるかもしれませんが、税金や自賠責保険などの区分は乗用車とは違います!

そのため、車検の回数だけで維持費を判断するのではなく、年間トータルで考えることが大切です。

任意保険

僕がハイエースの任意保険に支払っている金額は、年間約6万円です。

ただし、任意保険料はハイエースだから一律で決まるものではありません。

年齢や等級、補償内容、運転者の範囲、車両保険の有無などによって保険料は大きく変わります。

わんぼ

年間6万円という金額は、あくまで僕の場合の実例として参考にしてください!

購入前に維持費をできるだけ正確に把握したい場合は、自分の条件で任意保険の見積もりを取っておくと分かりやすいです。

燃料代

年間維持費のなかでも、大きな割合を占めるのが燃料代です。

僕のハイエースは2.8Lディーゼル・4WDで、現在の使用環境では平均燃費が約8.7km/Lです。

年間1万km走行すると、必要な軽油は約1,149Lになります。

2026年8月31日時点の軽油全国平均価格159.4円/Lで計算すると、

10,000km ÷ 8.7km/L × 159.4円/L ≒ 約183,000円

となり、年間の燃料代は約18.3万円です。

わんぼ

これは1年間の給油レシートを集計した金額ではなく、僕の実燃費と軽油価格から計算した試算です。

また、以前は片道約34kmの通勤で平均燃費計が11.3km/Lを表示していましたが、現在は片道約8km・信号の多い通勤ルートに変わり、8.7km/Lまで低下しました。

同じハイエースでも走行環境によって燃費は変わるため、年間走行距離だけでなく、自分の使い方も考えて燃料代を見積もることが大切です。

ハイエース4WDディーゼルの実燃費については、別の記事で走行環境による違いも詳しく紹介しています。

エンジンオイルなどのメンテナンス費用

ハイエースを長く乗るのであれば、定期的なメンテナンス費も考えておく必要があります。

僕はエンジンオイルとオイルフィルターを年2回交換しています。

オイルフィルターも毎回交換しており、ディーラーへ依頼した場合は1回あたり約7,000円なので、年間では約14,000円です。

わんぼ

これはトヨタが年2回の交換を指定しているという意味ではなく、僕自身が実際におこなっているメンテナンス方法です!

ハイエースにはエンジンオイル以外にも、走行距離や車両の状態に応じて交換が必要になる油脂類や消耗品があります。

長期間所有するのであれば、毎年かかる費用だけでなく、走行距離が増えたときのメンテナンス費も考えておいたほうがいいでしょう。

タイヤ代

タイヤは毎年交換するものではありませんが、交換時にはまとまった費用がかかります。

僕のハイエースでは、約10万km走行したタイミングで初めてタイヤを交換し、約10万円かかりました。

わんぼ

ただし、これは「ハイエースのタイヤは10万km使える」という意味ではありません!

タイヤの交換時期は、

  • 摩耗状態
  • 使用年数
  • タイヤの種類
  • 走行環境
  • 車の保管環境

などによって変わります。

今回の年間約37万円という維持費にはタイヤ代を含めていませんが、数年に一度まとまった出費が発生する可能性がある費用として考えておく必要があります。

駐車場代

僕の場合は自宅にハイエースを駐車できるため、駐車場代は0円です。

ただし、月極駐車場を借りる場合は年間維持費が大きく変わります。

たとえば月10,000円なら年間12万円、月20,000円なら年間24万円です。

わんぼ

また、ハイエースはボディサイズが大きいため、購入前には利用予定の駐車場に問題なく駐車できるかも確認しておきましょう!

ハイエースバンとワゴンで維持費はどう違う?

ハイエースには貨物車として登録されるバンと、乗用車として登録されるワゴンがあり、車検周期や税金などに違いがあります。

代表的なナンバー区分をまとめると、以下のとおりです。

種類主なナンバー区分用途車検周期
ハイエースバン4ナンバー小型貨物初回2年・以降1年
ハイエースバン1ナンバー普通貨物初回2年・以降1年
ハイエースワゴン3ナンバー普通乗用初回3年・以降2年

※自家用車を前提としています。実際のナンバー区分は車両の寸法や仕様、登録内容などによって確認してください。

大きな違いは、ハイエースバンは初回車検後から毎年車検になるのに対して、ハイエースワゴンは初回3年、その後は2年ごとの車検になることです。

ただし、「毎年車検のバン=ワゴンより維持費が高い」と単純に判断することはできません。

自動車税や自動車重量税、自賠責保険などの区分も異なるからです。

4ナンバーのハイエースバンは毎年車検

4ナンバーは小型貨物車の区分です。

わんぼ

僕が所有しているハイエースも4ナンバーで、新車登録後の初回車検は2年、その後は1年ごとに車検を受けています!

実際に支払っている車検費用は1回約10万円なので、現在は毎年約10万円の車検費用を維持費として考えています。

毎年車検と聞くと負担が大きく感じますが、自動車税や重量税、自賠責保険などの区分は乗用車とは違い、料金も変わってきます。

車検の回数だけで「4ナンバーは維持費が高い」と判断しないほうがいいでしょう。

1ナンバーと4ナンバーでも維持費は異なる

同じハイエースバンでも、車両の寸法や登録条件などによって1ナンバーの普通貨物車と4ナンバーの小型貨物車に分かれます。

どちらも車両総重量8t未満の自家用貨物車であれば、初回車検は2年、その後は1年ごとです。

一方で、

  • 自動車税
  • 自動車重量税
  • 自賠責保険

などの区分は同じとは限りません。

わんぼ

そのため、「ハイエースバンなら維持費はすべて同じ」というわけでもないんです!

購入前には、検討している車両がどのナンバー区分になるのか確認しておきましょう。

3ナンバーのハイエースワゴンは2年ごとに車検

2026年9月現在、新車で販売されているハイエースワゴンは10人乗りの3ナンバー、ワイドボディです。

自家用乗用車なので、新車の初回車検は3年、その後は2年ごとに車検を受けます。

毎年車検となるハイエースバンより車検回数は少なくなりますが、自動車税などには乗用車の税率が適用されます。

わんぼ

そのため、「2年ごとの車検だからワゴンのほうが維持費も安い」とは限りません!

バンとワゴンを比較するときは、車検周期だけでなく税金や保険、燃料代などを含めた年間トータルで考えることが大切です。

ハイエースの車検でかかる法定費用

ハイエースの車検費用には、点検・整備費用だけでなく、自動車重量税・自賠責保険・検査手数料などの法定費用が含まれています。

僕が実際に支払っている約10万円の車検費用にも、これらの法定費用が含まれています。

ただし、ハイエースはバン・ワゴンやナンバー区分、車両重量・車両総重量などによって適用される区分が違うため、同じハイエースでも法定費用は一律ではありません。

自動車重量税

自動車重量税は、新車登録や車検などの際に納める国税です。

ハイエースの場合、貨物車と乗用車では適用される重量税の区分が異なります。

さらに、車両の重量や新車登録からの経過年数、エコカー減税の対象かどうかなどによっても税額が変わります。

2026年5月1日から自動車重量税の税額表も変更されているため、旧い金額をそのまま参考にしないよう注意してください。

また、エコカー以外の車両では、新車登録から13年、18年と経過すると重量税が高くなる場合があります。

中古のハイエースを購入するときは、年式によって重量税が変わる可能性があることも確認しておきましょう。

実際の重量税は、車検証の情報をもとに国土交通省の「次回自動車重量税額照会サービス」などで確認するのが確実です。

自賠責保険

自賠責保険は、自動車を公道で運行するために加入が義務付けられている保険です。

2026年9月時点、本土での主な自賠責保険料は以下のとおりです。

区分保険期間自賠責保険料
自家用普通貨物自動車(最大積載量2t以下)12か月16,900円
自家用小型貨物自動車12か月12,850円
自家用乗用自動車24か月17,650円

4ナンバーのハイエースバンで該当することが多い自家用小型貨物自動車は、12か月で12,850円です。

1ナンバーで自家用普通貨物自動車・最大積載量2t以下に該当する場合は、12か月で16,900円です。

3ナンバーのハイエースワゴンなどが該当する自家用乗用自動車は、24か月で17,650円です。

自賠責保険料は適用地域や車種、契約期間によって異なるため、実際の契約条件で確認してください。

検査手数料

車検では、自動車重量税や自賠責保険とは別に検査手数料も必要です。

検査手数料は、2026年4月1日に改定されています。

普通・小型自動車の継続検査で保安基準適合証を提出する場合は、以下の金額です。

申請方法検査手数料
OSS申請1,850円
窓口申請2,100円

一方、運輸支局などへ車両を持ち込んで継続検査を受ける場合は、

  • 普通自動車:2,900円
  • 小型自動車:2,800円

となります。

検査方法によって金額が異なるため、自分でユーザー車検を受ける場合と、指定整備工場などへ依頼する場合では同じとは限りません。

ガソリンとディーゼルで維持費はどちらが安い?

ハイエースは、ガソリンとディーゼルでも維持費が変わります。

維持費だけを見ると「軽油を使うディーゼルのほうがお得」と思うかもしれませんが、燃料代だけで判断することはできません。

項目ガソリンディーゼル
使用燃料レギュラーガソリン軽油
燃料単価軽油より高い傾向ガソリンより安い傾向
AdBlue不要2.8Lディーゼルでは必要
メンテナンス車両状態によるディーゼル特有の装置にも注意

ディーゼルは軽油を使用するため、燃料代を抑えやすいのがメリットです。

しかし、2.8LディーゼルにはDPR(排出ガス浄化装置)や尿素SCRシステムが採用されており、AdBlueの補充も必要です。

わんぼ

僕が所有している5型ハイエースも2.8Lディーゼル・4WDです。

現在の実燃費8.7km/L、年間走行距離1万kmとして計算すると、年間の燃料代は約18.3万円になります。

ただし、僕自身も現在の使い方であれば、もう一度ハイエースを購入するときにガソリン車を選ぶ可能性があります。

維持費だけを理由にディーゼルを選ぶのではなく、年間走行距離や使い方、車両価格なども含めて選ぶことが大切だと感じています。

ガソリンとディーゼルについては、車両価格や燃費、維持費、走行性能などを別の記事で詳しく比較しています。

購入時にどちらを選ぶか迷っている方は、ハイエースのガソリンとディーゼルの違いを比較した記事も参考にしてください。

ハイエースの維持費は高い?

僕がハイエースを実際に所有していて、維持費のなかで特に大きいと感じるのは燃料代と毎年の車検費用です。

年間約1万km走る場合、現在の使い方では燃料代だけで約18万円。

さらに4ナンバーなので毎年約10万円の車検費用がかかっています。

一方、自動車税は僕のハイエースの場合で年間16,000円です。

そのため、すべての費用が高いというより、燃料代や毎年の車検など、まとまった支出が発生する項目があるというのが実際に所有して感じているところです。

また、年間走行距離が増えれば燃料代やメンテナンス費も増えますし、月極駐車場を借りる場合は駐車場代も必要です。

さらに、タイヤやバッテリーなどの消耗品、走行距離が増えたときの整備や修理など、毎年ではない出費もあります。

わんぼ

僕の場合も約10万kmで初めてタイヤを交換した際には、約10万円かかりました。

ハイエースを購入するときは、毎月の維持費だけを見るのではなく、タイヤ交換や整備などのまとまった出費にも対応できる余裕を持っておくことが大切だと思います。

まとめ|ハイエースの年間維持費は約37万円がひとつの目安

ハイエースの維持費は、バン・ワゴンなどの車両区分や年間走行距離、燃料、任意保険、駐車場の有無などによって変わります。

僕が所有している5型ハイエースバン・2.8Lディーゼル・4WDの場合、年間約1万km走行すると、タイヤなど不定期に交換する消耗品を除いて年間約37万円、月平均では約3.1万円がひとつの目安です。

内訳は以下のとおりです。

  • 自動車税:16,000円
  • 車検:約100,000円
  • 任意保険:約60,000円
  • 燃料代:約183,000円
  • エンジンオイル・フィルター交換:約14,000円
  • 駐車場代:0円
  • 合計:約373,000円

※燃料代は年間走行距離1万km、実燃費8.7km/L、2026年8月31日時点の軽油全国平均価格159.4円/Lをもとにした試算です。

このほかにも、タイヤやバッテリーなどの消耗品交換、走行距離に応じたメンテナンスや修理費が発生することがあります。

4ナンバーのハイエースバンは毎年車検になりますが、車検周期だけで維持費が高い・安いとは判断できません。

ハイエースを購入する前には車両価格だけを見るのではなく、年間の維持費と、数年に一度発生するまとまったメンテナンス費まで含めて無理なく所有できるかを考えておきましょう。

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