ハイエースにベッドキットを取り付けたいけれど、
「どのベッドキットを選べばいい?」
「高さやサイズはどうやって決める?」
「安いベッドキットでも大丈夫?」
と迷っている方も多いのではないでしょうか。
ハイエース用のベッドキットには、クッション付き・高さ調整式・跳ね上げ式などさまざまなタイプがあり、価格にも大きな差があります。
そのため、価格や見た目だけで選ぶのではなく、車中泊での寝心地だけでなく、普段の荷室をどう使うのかまで考えて選ぶことが大切です。
わんぼ僕のハイエースにもベッドキットを取り付けており、購入してから約7年間、基本的に取り外さず常設しています。
メーカーや商品名は現在では分からなくなってしまいましたが、購入価格は10万円ほどだったと思います。
普段はベッド下を収納スペースとして使い、必要に応じてベッドの上にも荷物を載せています。
さらにベッド下にはユーアイビークルのスライドフロアを取り付けており、ベッドキットと組み合わせて荷室を使っています。
実際に7年間使ってみると、ベッドキットは車中泊で寝るためだけではなく、ハイエースの広い荷室を上下に分けて使えることも大きなメリットだと感じています。
この記事では、僕がベッドキットを7年間使ってきた経験をもとに、選び方やメリット・デメリット、価格、おすすめの商品について解説します。
ハイエースのベッドキットは「寝る」だけでなく収納にも便利
ハイエースにベッドキットを取り付ける大きなメリットは、荷室にフラットな就寝スペースを作りながら、ベッド下を収納として活用できることです。
僕の場合は約7年間ほぼ付けっぱなしで、車中泊をしないときも荷室の一部として使っています。
フラットな就寝スペースを作れる

ベッドキットを取り付ければ、ハイエースの荷室にフラットな就寝スペースを作りやすくなります。
商品によってベッド面のサイズやクッションの有無、厚さなどが異なるため、実際に使用する人数や寝具まで考えて選ぶことが大切です。
荷室を上下に分けて使える


ベッドキットのもうひとつのメリットが、荷室を上下に分けられることです。
僕の場合はベッド下を収納として使い、ベッド上にも必要に応じて荷物を載せています。
さらに、ベッド下にはユーアイビークルのスライドフロアを取り付けています。
この使い方なら、ベッドキットは「寝るためだけの装備」ではなく、荷室を立体的に使うための装備にもなります。
ただし、ベッドキットとスライドフロアなどの荷室パーツは、商品によって同時装着の可否が異なります。
わんぼ組み合わせて使う場合は、購入前に適合を確認しておきましょう!
僕がベッドキットを7年間使って感じたメリット・デメリット
僕はハイエースを購入してから約7年間、ベッドキットを取り外さずに使っています。
長期間使ってきたなかでとくに便利だと感じているのが高さを調整できること。
一方、僕が使っているベッドキットにはクッション性がないため、そのまま寝るには硬いというデメリットもあります。
高さを調整できるのは便利
僕が使っているベッドキットは高さを調整できるタイプです。
何段階で調整できるのか、具体的に何cmまで変更できるのかは現在確認できていませんが、高さを変えられるのは便利だと感じています。
ベッドを高くすれば下の収納スペースを広く取れますが、そのぶんベッド上の空間は狭くなります。
わんぼ反対に低くすればベッド上には余裕ができますが、収納できる荷物の高さは制限されます。
そのため、ベッド下に何を収納したいのかまで考えて高さを決めることが大切です。
僕の場合は常設したままで困っていない
ベッドキットには、使わないときに取り外したり、跳ね上げたりできるタイプもあります。
しかし、僕の場合は約7年間付けっぱなしです。
わんぼ普段から荷室を上下に使っているため、わざわざ取り外す必要性を感じていません!
一方、バイクや自転車、背の高い荷物などを積む人なら、取り外しや跳ね上げができるタイプのほうが使いやすいと思います。
ベッドキットを選ぶ前に、常設するのか、荷室を空ける機会が多いのかを考えておくと商品を絞りやすくなります。
クッションがないので寝るときはマットが必要
僕が使っているベッドキットにはクッション性がありません。
わんぼそのまま寝るには硬いため、車中泊するときは別途マットを敷いています。
寝心地だけで考えればデメリットですが、普段からベッド上に荷物を載せる僕の使い方では、クッションやレザー調の表皮を傷めることをあまり気にせず使えるのはとても気楽です。
もちろん、クッション付きのベッドキットが傷みやすいという意味ではありません。
寝心地をベッドキット側で確保するのか、別途マットを使うのかによって、向いている仕様は変わります。
ハイエースのベッドキットを選ぶ7つのポイント
ベッドキットを購入するときは、価格だけでなく次の7つを確認しておきましょう。
- 自分のハイエースに適合するか
- ベッドのサイズを確認する
- ベッドの高さと高さ調整を確認する
- ベッド下に何を収納するか考える
- クッションの有無や厚さを確認する
- 常設・分割・跳ね上げなどの構造を確認する
- ほかの荷室パーツと干渉しないか確認する
自分のハイエースに適合するか
200系ハイエースといっても、バン・ワゴン、標準・ワイド、スーパーGL・DX、ロング・スーパーロングなど仕様が異なります。
市販のベッドキットもすべての200系ハイエースに共通で取り付けられるわけではありません。
「200系対応」という表記だけで判断せず、ボディサイズ・グレード・年式などメーカーが指定する適合条件を確認してから購入しましょう。
わんぼ中古品を購入する場合も、元の適合車両を確認しておくことが大切です。
ベッドのサイズを確認する
車中泊で使用するなら、ベッド面の全長と幅を確認します。
とくに複数人で寝る場合は、ハイエース用だから十分な広さがあると判断せず、実際の寸法を確認しておきましょう。
使用するマットや布団が決まっている場合は、寝具のサイズと合わせて確認しておくと選びやすくなります。
ベッドの高さと高さ調整を確認する
ベッドを高くするとベッド下の収納を広く取れますが、ベッド上の空間は狭くなります。
低くするとその逆です。
高さ調整式なら、載せる荷物や使い方が変わったときにも対応しやすくなります。
「高い・低い」だけではなく、ベッド上の居住空間とベッド下収納のバランスで考えましょう。
ベッド下に何を収納するか考える
高さを決める前に、ベッド下に何を収納したいのか考えておくのがおすすめです。
収納ボックスやキャンプ用品など、普段積む荷物の高さを測っておけば、必要なベッド下スペースを具体的に決められます。
わんぼスライドフロアなどを取り付ける場合は、その厚みも含めて必要な高さを考えましょう!
クッションの有無や厚さを確認する
ベッドキットには、クッション付きとシンプルな天板タイプがあります。
ベッドキット自体の寝心地を重視するなら、クッションの有無や厚さを確認しましょう。
また、別途車中泊用マットを使うのであれば、ベッドキット自体にどこまでクッション性が必要なのかも考えてみてください。
常設・分割・跳ね上げなどの構造を確認する
ベッドキットには、常設タイプだけでなく、天板を分割して取り外せるものや、左右へ跳ね上げられるタイプがあります。
大きな荷物や自転車、バイクなどを積むなら、荷室を空けやすい構造のベッドが便利です。
反対に、常設するなら取り外しやすさよりも、ベッド下収納や高さ調整を優先したほうが使いやすい場合があります。
ほかの荷室パーツと干渉しないか確認する
すでにハイエースをカスタムしている場合は、ベッドキット単体の適合だけではなく、
- スライドフロア
- 床張り
- サイド収納
- シート・シートレール
などとの組み合わせも確認しましょう。
わんぼ僕のハイエースでは、ユーアイビークルのスライドフロアとベッドキットを組み合わせています!
今後ほかの荷室パーツを追加する予定がある人も、完成後の荷室全体をイメージしてベッドキットを選ぶのがおすすめです。
ハイエースのベッドキットはいくら?価格帯を比較
ハイエース用ベッドキットは、シンプルなものなら4〜5万円台から選べますが、跳ね上げなどの機構を備えた商品では20万円を超えるものもあります。
2026年9月時点で確認できる商品の価格から考えると、おおよその目安は次のとおりです。
| 価格帯 | 特徴の目安 |
|---|---|
| 4〜5万円台 | シンプルな構造や薄めのクッションを採用した商品も選べる |
| 5〜10万円前後 | 高さ調整やクッション、生地など選択肢が豊富 |
| 10〜20万円前後 | 荷室の使い勝手や構造に特徴を持つ商品も選べる |
| 20万円以上 | 跳ね上げなど複雑な機構を備えた商品もある |
わんぼ僕が約7年間使っているベッドキットは、購入時に10万円ほどだったと思います!
ベッドキットの価格差は、単純な品質だけでなく、
- クッション
- 生地
- 高さ調整
- フレーム
- 分割方法
- 跳ね上げ機構
などの違いによっても生まれます。
そのため、「いくらなら安いか」よりも「自分が必要とする機能にいくら払うのか」で考えると選びやすくなります。
ハイエースにおすすめのベッドキットを比較
ここからは、2026年9月時点で販売されているハイエース用ベッドキットの中から、特徴の異なる商品を比較します。
どれかひとつを「一番おすすめ」とするのではなく、使い方に合う商品を選ぶための比較として参考にしてください。
| 商品 | 価格の目安 | 主な特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| WINGS ベッドキット | 44,800円〜 | 10mmクッションなど複数仕様 | 価格と寝心地のバランスを重視 |
| Links Factory FLAT4 | 56,000円〜 | シンプルなフラットベッド | 費用を抑えて導入したい |
| grace ベッドキット | 85,800円〜 | 高さ調整・豊富な表皮 | デザインにもこだわりたい |
| ユーアイビークル マルチウェイ バリューベッドキット | 110,000円 | 5段階高さ調整・カーペット生地 | 収納・実用性を重視 |
| オグショー ESワンフリップベッド | 143,000円 | 片側をベッドとして使用 | 荷物とベッドを両立したい |
| オグショー ESフリップベッド | 209,000円 | 左右を跳ね上げ可能 | バイク・自転車なども積みたい |
価格と寝心地のバランスで選ぶならWINGS
WINGSでは、標準ボディのスーパーGL用として10mmクッション入りスタンダードレザー仕様が44,800円で販売されています。
わんぼ40mmクッション仕様などもあるため、価格を抑えながらベッド自体にもクッション性を持たせたい人は比較してみてください!
費用を抑えてシンプルに使うならLinks Factory FLAT4
Links Factoryの標準S-GL用「FLAT4」は、2026年9月時点で56,000円です。
シンプルなフラットベッドを求めている人や、寝心地は別途マットで調整したい人なら候補になってくると思います。
標準S-GLだけでなくワイドやワゴンGL向けなどもあるため、購入時は車両への適合を確認してください。
デザインにもこだわるならgrace
graceの200系ハイエース標準S-GL用ベッドキットには、ブラックレザーをはじめ複数の表皮が用意されています。
ブラックレザー仕様は2026年9月時点で85,800円です。
車中泊で使うだけでなく、内装の見た目にもこだわりたい人におすすめの商品です。
収納と実用性を重視するならユーアイビークル
ユーアイビークルの標準S-GL・標準バンDX用「マルチウェイ バリューベッドキット」は、2026年9月時点で110,000円(税込)です。
ベッド面にはオリジナルカーペット生地、フレームにはスチールを採用し、ベッド高は5段階で調整できます。
標準ボディのベッド下有効高は400・460・520・580・630mmです。
わんぼまた、購入時にはユーアイビークル製スライドフロア装着の有無を選択できます!
僕自身もベッド下にユーアイビークルのスライドフロアを使っているため、ベッド下収納やスライドフロアとの組み合わせを重視する人には確認してほしい商品です。
荷物を積みながらベッドも使いたいならオグショー ESワンフリップベッド
オグショーの200系ハイエースS-GL標準ボディ用「ESワンフリップベッド」は、2026年9月時点で143,000円(税込)です。
片側をベッドとして使えるため、ベッドスペースと荷物を載せるスペースを両立したい人に向いています。
1人で車中泊する人や、自転車などを一緒に積みたい人なら候補になるでしょう。
荷室を広く使いたいならオグショー ESフリップベッド
同じくS-GL標準ボディ用「ESフリップベッド」は209,000円(税込)です。
左右のベッド面を跳ね上げられるため、ベッドを使用しないときに荷室中央を広く使えます。
僕のようにベッドキットを常設する使い方とは逆に、普段は荷室を広く使い、必要なときだけベッドを展開したい人におすすめの商品です。
ベッドキットの上にマットは必要?
マットが必要かどうかは、ベッドキット自体のクッション性と好みの寝心地によって変わります。
厚みのあるクッション付きベッドでも、それだけで快適に寝られるかは人によって異なります。
僕が使っているベッドキットにはクッションがないため、車中泊するときは別でマットを敷いています。
僕の使い方では、
ベッドキット=荷室をフラットにする土台
マット=寝心地を調整するもの
と分けて考えています。
この方法なら、普段はマットを片付けてベッド上を荷物置きとして使い、車中泊するときだけ好みのマットを敷けます。
わんぼこれから両方購入する場合は、ベッド面の全長・幅とマットのサイズ、収納時の大きさまで確認しておきましょう!
ハイエースのベッドキットは自作と市販品どっちがいい?
ハイエースのベッドキットは、市販品だけでなく木材やイレクターパイプなどを使って自作する方法もあります。
| 比較 | 市販ベッドキット | 自作 |
|---|---|---|
| 費用 | 商品によって幅がある | 材料次第で抑えられる可能性がある |
| サイズ・高さ | 商品仕様から選ぶ | 自分の使い方に合わせやすい |
| 取り付け | 車種専用品なら取り付けやすい | 設計・加工・取り付けが必要 |
| 強度 | メーカー仕様を確認できる | 自分で強度を確保する必要がある |
| 仕上がり | 完成品なので整えやすい | DIYの技術によって変わる |
| 手間 | 比較的少ない | 設計から製作まで時間がかかる |
自分の使い方に合わせて作りたいなら自作
自作なら、ベッド下に入れたい収納ボックスなどに合わせてサイズや高さを決められます。
材料を工夫すれば、市販品より費用を抑えられる可能性もあります。
しかし、人が乗るベッドなので、フレーム・天板・固定部分などの強度を十分に確保する必要があります。
わんぼ工具や製作時間まで含めて、自分で安全に設計・製作できるかを考えて判断しましょう!
手間を減らしたいなら市販品
市販品は、自作より費用がかかる場合がある一方で、車種専用品なら車両に合わせて設計されています。
高さ調整や跳ね上げなど、自作すると手間のかかる機能を備えた商品もあります。
わんぼDIYに慣れていない人や、設計・加工に時間をかけたくない人なら、市販品のほうがおすすめです!
ハイエースはベッドキットを付けたまま車検に通る?
ハイエースにベッドキットを取り付けたからといって、必ず車検に通らなくなるわけではありません。
一方で、「車検対応」と表示されたベッドキットなら、どの車両でもそのまま車検に通ると考えるのも少し違います。
自動車技術総合機構(NALTEC)は、後付け部品について「車検対応」などの表示があっても、装着する車両や装着方法によって保安基準に適合しない場合があり、その表示だけで保安基準適合として扱うものではないと案内しています。
わんぼベッドキットの構造や固定方法だけでなく、車両全体の状態で判断する必要があります!
ベッドキットを付けただけで8ナンバーになるわけではない
荷室にベッドキットを取り付けただけで、自動的に8ナンバーのキャンピング車になるわけではありません。
キャンピング車として登録する場合は、国土交通省が定める構造要件を満たす必要があります。
ベッドキットを使って車中泊することと、車検証上の車体の形状を「キャンピング車」として登録することは分けて考えましょう。
車両の構造や車検証の記載事項に影響する変更には注意
ベッドキットとあわせて座席の撤去・変更などをおこない、
- 車体の形状
- 用途
- 乗車定員
- 最大積載量
など車検証の記載事項に関係する変更をおこなう場合は、構造等変更検査などの手続きが必要になる可能性があります。
とくにハイエースバンでは、貨物自動車としての構造や最大積載量への影響にも注意が必要です。
わんぼベッドキットだけでなく、シート変更や大型設備の固定などを含めて大きく車内を変更する場合は、車両全体の仕様で確認しましょう!
不安なら購入前に確認する
メーカーが「車検対応」と案内している商品でも、それだけで最終判断しないほうが安全です。
車両仕様や取り付け方法によって判断が変わる可能性があるため、不安がある場合はメーカーへ適合を確認したうえで、実際に車検を受ける運輸支局や整備工場などへ車両の仕様を伝えて確認しましょう。
ハイエースで車中泊するならベッドキット以外の装備も考えよう
ベッドキットを取り付ければ、ハイエースにフラットな就寝スペースを作りやすくなります。
ただし、快適に車中泊するには、マットやシェード、季節に応じた暑さ・寒さ対策なども必要です。
ハイエースを車中泊仕様にする方法や必要なグッズについては、以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ|ハイエースのベッドキットは寝心地と収納の両方で選ぼう
ハイエースのベッドキットを選ぶときは、車中泊での寝心地だけでなく、普段の荷室をどう使うのかまで考えることが大切です。
- 自分のハイエースへの適合を確認する
- ベッドのサイズと高さを確認する
- ベッド下に収納する荷物から必要な高さを考える
- クッションやマットを含めて寝心地を考える
- 常設・分割・跳ね上げなど使い方に合った構造を選ぶ
- スライドフロアなどほかの荷室パーツとの適合も確認する
- 価格だけではなく必要な機能で比較する
僕の場合は約7年間ベッドキットを常設し、ベッド下を収納、ベッド上を必要に応じて荷物置きとして使っています。
わんぼクッションがないため車中泊には別のマットが必要ですが、普段の荷室として気兼ねなく使える点は僕の使い方に合っています!
ベッドキットにはシンプルなものから高さ調整式、クッション付き、跳ね上げ式までさまざまな商品があります。
「車中泊でどう寝るか」と「普段何を積むのか」の両方を考えて、自分のハイエースに合ったベッドキットを選んでみてください。



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