ハイエースのホイールナットを交換したくて、
「社外アルミホイールにはどのナットを選べばいい?」
「KYO-EIやRAYS、ESSEXなど、どれがおすすめ?」
「ロックナット付きやクロモリ、ジュラルミンは何が違う?」
と迷っている方も多いのではないでしょうか。
ハイエース用のホイールナットにはさまざまな商品がありますが、ネジ径・ピッチが合っていれば、どのナットでも使えるわけではありません。
わんぼ装着するホイールによって、座面形状やナットホールの大きさ、使用できるHEXなどが異なるため、ホイール側の仕様まで確認して選ぶことが大切です!
また、スチールやクロモリ、ジュラルミンなど材質にも違いがあり、ロックナット付きやロングタイプなど特徴もさまざまです。
この記事では、2026年10月時点のメーカー公式情報をもとに、ハイエースにおすすめのホイールナット5商品を比較し、それぞれどんな人に向いているのかを紹介します。
- ハイエースにおすすめのホイールナット5選
- 社外アルミホイールに合うナットの選び方
- スチール・クロモリ・ジュラルミンの違い
- 袋ナット・貫通ナット・ロックナットの選び方
ハイエースのホイールナットおすすめ5選
今回紹介するのは、KYO-EI・RAYS・ESSEX・FLEXの5商品です。
価格だけでなく、材質やHEX、長さ、ロックナットの有無など、それぞれ特徴の異なる商品を選びました。
| 商品 | サイズ | HEX | 全長 | 材質 | タイプ | ロック | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| KYO-EI Bull Lock Lock & Nut 24pcs | M12×P1.5 | 21HEX | ― | ― | 袋型 | ○ | 7,865円〜 |
| KYO-EI HEPTAGON CALIBER 24 | M12×P1.5 | 専用7角形 | ― | SCM435クロモリ鋼 | ― | 特殊7角形 | 12,672円〜 |
| RAYS 17HEX ナット&ロックセット L31 6H用 | M12×P1.5 | 17HEX | 31mm | SWCH10R | ― | ○ | 11,000円〜 |
| ESSEX レーシングナット | M12×P1.5 | 17HEX | 約48mm | クロモリ | 袋型 | ○ | 19,800円 |
| FLEX ENHANCED NUTS | M12×P1.5 | 19HEX | ― | A7075超々ジュラルミン | キャップ脱着式 | ○ | 16,500円 |
価格を抑えながらロックナットも付けたいならKYO-EI Bull Lock、クロモリ製と特殊7角形状を重視するならHEPTAGON CALIBER 24が候補になります。
17HEXならRAYS、48mmのロングタイプならESSEX、軽量なA7075超々ジュラルミンやカラーリングを重視するならFLEXというように、何を重視するかによって選ぶ商品が変わります。
KYO-EI Bull Lock Lock & Nut 24pcs|価格を抑えてロックナットも付けたい人
KYO-EIの「Bull Lock Lock & Nut 24pcs」は、通常のホイールナットとロックナットをまとめて揃えたい人におすすめです。
6穴車用の24個セットで、通常ナット20個とロックナット4個、専用キーアダプター1個がセットになっています。
KYO-EI公式でも、トヨタ・ハイエースなどの6穴車向けパッケージとして案内されています。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ | M12×P1.5 |
| HEX | 21HEX |
| タイプ | 袋型 |
| セット内容 | 通常ナット20個+ロックナット4個 |
| カラー | クローム/ブラック |
| 価格(税込) | クローム7,865円/ブラック9,350円 |
| 付属品 | キーアダプター1個 |
今回比較する5商品のなかでは価格を抑えやすく、クロームなら7,865円、ブラックでも9,350円です。
通常ナットとロックナットを別々に選ぶ必要がなく、見た目を揃えやすいのもメリットです。
わんぼ一方で21HEXなので、社外アルミホイールへ装着する場合は、ホイール側で使用できるナットやナットホールの大きさを確認しておきましょう!
価格を抑えながら1台分を揃え、ロックナットも取り入れたい人に向いています。
KYO-EI HEPTAGON CALIBER 24|クロモリ製と特殊7角形状が特徴
KYO-EIの「HEPTAGON CALIBER 24」は、クロモリ製のホイールナットを選びたい人におすすめです。
SCM435クロモリ鋼を鍛造して作られており、一般的な六角形ではなく特殊な7角形状を採用しています。
6穴車用の24個パッケージはM12×P1.5で、KYO-EI公式でも対象車種としてトヨタ・ハイエースが案内されています。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ | M12×P1.5 |
| 形状 | 特殊7角形 |
| 材質 | SCM435クロモリ鋼・鍛造 |
| セット内容 | ナット24個 |
| カラー | クローム/ブラック |
| 価格(税込) | クローム12,672円/ブラック13,200円 |
| 付属品 | 専用アダプター |
Bull Lockとの大きな違いは、通常ナット20個+ロックナット4個という構成ではなく、24個すべてが特殊な7角形状になっていることです。
わんぼ脱着には専用アダプターを使用するため、タイヤ交換に備えて車載しておくなど、紛失しないように管理する必要があります!
クロモリ製を選びたい人や、一般的な六角ナットとは異なる特殊7角形状に魅力を感じる人に向いています。
RAYS 17HEX ナット&ロックセット L31 6H用|17HEXを選びたい人
RAYSの「17HEX ナット&ロックセット L31 6H用」は、17HEXのホイールナットを探している人におすすめです。
6穴用は通常ナット20個とロックナット4個の合計24個セットで、ハイエースで選ぶ場合はM12×P1.5仕様が候補になります。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ | M12×P1.5 |
| HEX | 17HEX |
| 全長 | 31mm |
| 材質 | SWCH10R |
| 重量 | 48g(ナット1個) |
| セット内容 | 通常ナット20個+ロックナット4個 |
| カラー | クロームメッキ/ブラック |
| 価格(税込) | クロームメッキ11,000円/ブラック11,550円 |
| 付属品 | キーアダプター/ロングアダプター |
全長は31mmで、ロックナット用キーアダプターのほか、17HEXを19/21HEXで回せるロングアダプターも付属しています。
わんぼRAYS公式では購入前に装着可否を確認するよう案内しているため、RAYS製だから同社のすべてのホイールに使えると判断しないことも大切です!
17HEXのナットを使いたい人や、RAYSホイールに合わせて同社製ナットを検討している人に向いています。
ESSEX レーシングナット|48mmのロングナットでドレスアップしたい人
ESSEXの「レーシングナット」は、ロングタイプのホイールナットで足元をドレスアップしたい人におすすめです。
ハイエース用はM12×P1.5の6穴用24本セットで、全長約48mm。クロモリ製の袋型で、ロックナットも付属しています。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ | M12×P1.5 |
| HEX | 17HEX |
| 全長 | 約48mm |
| 材質 | クロモリ |
| タイプ | 袋型 |
| セット内容 | 6穴用24本・ロックナット付き |
| カラー | クローム/ブラッククローム |
| 価格(税込) | 19,800円 |
今回紹介する5商品のなかでも特徴的なのが、全長約48mmのロングタイプであることです。
ホイールナットの存在感が出やすいため、ナットも含めてホイールまわりをドレスアップしたい人には選びやすいでしょう。
わんぼまた、ESSEXでは17HEXを採用し、自社ホイールとの組み合わせについて、装着時にホイールを傷つけにくいことを案内しています!
ESSEXホイールに合わせてナットも同じブランドで揃えたい人や、17HEX・ロングタイプで足元の見た目を変えたい人におすすめです。
FLEX ENHANCED NUTS|A7075ジュラルミンとカラーリングが特徴
FLEXの「ENHANCED NUTS(エンハンスド・ナット)」は、軽さやカラーリングなど、ドレスアップ性を重視したい人におすすめです。
材質にはA7075超々ジュラルミンを採用しています。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ | M12×P1.5 |
| HEX | 19HEX |
| 材質 | A7075超々ジュラルミン |
| 重量 | 通常ナット29g/ロックナット24g |
| セット内容 | 通常ナット20個+ロックナット4個 |
| カラー | ブラック/シルバー/ブルー/パープル/レッドなど |
| 価格(税込) | 通常価格16,500円 |
| 付属品 | ロックナットアダプター/ノーマルナットアダプター |
通常ナットは1個29g、ロックナットは1個24gで、FLEX公式では製品総重量を1,322gとしています。
通常ナット20個にロックナット4個がセットになっているため、1台分をまとめて揃えられます。
また、ブラックやシルバー、ブルー、パープル、レッドなどカラーの選択肢があり、ホイールやボディカラーに合わせて選べるのも特徴です。
わんぼナット先端のキャップは取り外しできるため、キャップの有無で見た目を変えることもできます!
A7075超々ジュラルミンの軽さや、ナットまで含めた足元のドレスアップを重視したい人に向いています。
ハイエースのホイールナットの選び方
ハイエースのホイールナットの選び方は、次のとおりです。
ハイエースのホイールナットを選ぶときは、価格やデザインだけでなく、実際に装着するホイールに適合するかを最優先で確認しましょう。
ここからは、今回紹介した5商品から選ぶときに確認したいポイントを紹介します。
装着するホイールに適合するナットを選ぶ
最も大切なのは、車両側だけでなく装着するホイールにも適合するナットを選ぶことです。
ネジ径・ピッチが合っていても、
- ナットの座面形状
- ナットホールの大きさ
- 使用できるHEX
- ナットの長さ
- ハブボルトとの組み合わせ
などが合わなければ、使用できない場合があります。
とくに座面形状は重要で、ホイール側と異なる形状のナットを使用することはできません。
純正ホイールから社外アルミホイールへ交換するときも、純正ナットをそのまま流用できるとは限らないため、ホイールメーカーが指定・推奨しているナットの仕様を確認してから選びましょう。
ハイエースのホイールナットサイズや必要個数、締め付けトルクについては、「ハイエースのホイールナットサイズは?締め付けトルク・選び方を解説」で詳しく紹介しています。
また、これから社外ホイール自体を選ぶ方は、「ハイエースのホイールサイズは?15・16・17・18インチの選び方を解説」も参考にしてください。
17HEX・19HEX・21HEXはホイールに合わせて選ぶ
今回紹介した商品でも、KYO-EI Bull Lockは21HEX、RAYSとESSEXは17HEX、FLEX ENHANCED NUTSは19HEXと違いがあります。
社外アルミホイールでは、ナットホールの大きさによって使用できるナットや工具が制限される場合があります。
わんぼたとえばESSEXでは、一部のホイールで17HEXのナットを推奨しています!
ナット自体が入ってもソケットを入れるスペースが足りなければ、正常に作業できなかったりホイールを傷つけたりする可能性があります。
そのため、純正ナットと同じHEXを選べばいいとは考えず、装着するホイール側の指定・推奨を確認しましょう。
17HEXや19HEXへ変更する場合は、車載するソケットやレンチが対応しているかも確認しておくと安心です。
スチール・クロモリ・ジュラルミンは何を重視するかで選ぶ
今回紹介した商品では、RAYSがSWCH10R、KYO-EI HEPTAGON CALIBER 24がSCM435クロモリ鋼、ESSEXがクロモリ、FLEX ENHANCED NUTSがA7075超々ジュラルミンを採用しています。
| 材質 | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| スチール系 | ホイールナットに使われる一般的な素材 | 価格や扱いやすさを重視したい |
| クロモリ | 強度を重視した製品に使われる合金鋼 | クロモリ製ナットを選びたい |
| ジュラルミン | 軽量でカラー展開のある製品も多い | 軽さやドレスアップ性を重視したい |
ただし、材質だけでホイールナットの良し悪しを決めることはできません。
同じ材質でも製品ごとに形状や設計、表面処理などが異なるため、
「クロモリなら必ず一番いい」
「ジュラルミンだから耐久性が低い」
と単純に判断するのは避けましょう。
装着するホイールへの適合を確認したうえで、自分が重視するポイントに合った商品を選ぶことが大切です。
ロックナットの有無で選ぶ
社外アルミホイールの盗難対策も考えるなら、ロックナット付きの商品が候補になります。
わんぼ今回紹介したKYO-EI Bull Lock、RAYS、ESSEX、FLEXにはロックナットが含まれています!
一方、KYO-EI HEPTAGON CALIBER 24は「通常ナット20個+ロックナット4個」という構成ではなく、24個すべてが特殊な7角形状です。
高価な社外アルミホイールを装着している場合など、盗難対策も重視するならロックナットの有無や仕組みまで確認して選びましょう。
袋ナットと貫通ナットはどっちを選ぶ?

ホイールナットには、先端が閉じている「袋ナット」と、先端が開いている「貫通ナット」があります。
どちらが優れているというものではなく、装着するホイールやハブボルトの長さ、見た目に合わせて選びます。
| 袋ナット | 貫通ナット | |
|---|---|---|
| 先端 | 閉じている | 開いている |
| ハブボルト | 先端が見えない | 先端が見える |
| 見た目 | ボルトを隠しやすい | ボルトが見える |
| 主な注意点 | ハブボルトとの底付き | ボルト先端の露出 |
袋ナットはハブボルトの先端を覆える一方、内部の深さに限りがあります。
ハブボルトが長すぎるとナット内部で底付きし、ホイールを正しく締結できないおそれがあるため、ロングハブボルトへ変更している場合などはとくに注意が必要です。
貫通ナットは先端が開いているため長いハブボルトにも対応しやすいものの、実際に使用できるかは製品とハブボルトの組み合わせを確認する必要があります。
FLEX ENHANCED NUTSのように先端キャップを取り外せる商品もあります。
袋ナットと貫通ナットの構造や違いについては、「ハイエースのホイールナットサイズは?締め付けトルク・選び方を解説」で詳しく紹介しています。
ハイエースにロックナットは必要?
ハイエースにロックナットは必須ではありませんが、社外アルミホイールの盗難対策をしたい場合は選択肢に入ってくると思います。
ロックナットは専用キーを使って脱着するため、一般的なナットより簡単に取り外しにくくすることができます。
ただし、ロックナットを付ければ盗難を完全に防げるわけではありません。
わんぼまた、専用キーを紛失するとタイヤやホイールを外す際に困るため、車載するなど保管場所を決めておきましょう!
商品によっては専用キーを再注文する際にキー番号などが必要になるため、購入時の管理カードや取扱説明書も保管しておくと安心です。
ロックナットは「ハイエースだから必要」と考えるのではなく、装着しているホイールの価格や駐車環境、どこまで盗難対策をしたいかで判断しましょう。
ハイエースのホイールナットを購入する前に確認したいこと
最後に、購入前は次の項目を確認しておきましょう。
- 車両側のネジ径・ピッチ
- ホイールの座面形状
- 使用できるHEX
- ナットの長さ
- 袋ナット・貫通ナットのどちらを使用するか
- ハブボルトとの組み合わせ
- 1台分に必要な個数
- ロックナットの有無
- ホイールメーカーの適合情報
とくに、「ハイエース用」と書かれているだけで購入を決めないことが重要です。
社外アルミホイールを装着している場合は、ホイールメーカーが指定・推奨しているナットの仕様を確認し、その条件に合う商品を選びましょう。
ハイエースのホイールナットに関するよくある質問
ハイエースのホイールナットは何個必要?
6穴のハイエースでは、1台分として24個のホイールナットを使用します。
ロックナット付きの商品では「通常ナット20個+ロックナット4個」のような構成もあるため、購入時はセット内容を確認しましょう。
純正ホイールのナットを社外アルミにも使える?
純正ホイールで使用しているナットを、社外アルミホイールにもそのまま使用できるとは限りません。
座面形状やナットホールなどが異なる場合があるため、社外アルミへ交換するときはホイールメーカーが指定・推奨しているナットの仕様を確認してください。
ハイエースならM12×P1.5を選べば取り付けられる?
ネジ規格がM12×P1.5でも、それだけですべてのホイールに取り付けられるとは判断できません。
座面形状やHEX、ナットの長さ、ナットホールなど、装着するホイール側の条件も確認する必要があります。
ホイールナットは自分で交換できる?
必要な工具と正しい作業方法を理解していれば、自分で交換することもできます。
ただし、ホイールナットは車輪を固定する重要な部品です。
車両に指定された締め付け方法・締め付けトルクを守り、ロックナットや17HEXなどへ変更した場合は対応するソケットや専用キーも準備してください。
作業に不安がある場合は無理にDIYせず、タイヤショップや整備工場などへ依頼しましょう。
締め付けトルクや交換方法については、「ハイエースのホイールナットサイズは?締め付けトルク・選び方を解説」で詳しく紹介しています。
まとめ|ハイエースのホイールナットはホイールに合わせて選ぼう
今回紹介した5商品は、それぞれ次のような人に向いています。
- KYO-EI Bull Lock Lock & Nut 24pcs:価格を抑えながらロックナットも付けたい人
- KYO-EI HEPTAGON CALIBER 24:クロモリ製と特殊7角形状を重視したい人
- RAYS 17HEX ナット&ロックセット L31 6H用:17HEXのナットを選びたい人
- ESSEX レーシングナット:48mmのロングタイプでドレスアップしたい人
- FLEX ENHANCED NUTS:A7075超々ジュラルミンやカラーリングを重視したい人
ホイールナットは、ネジ径・ピッチだけで選ぶのではなく、装着するホイールの座面形状やナットホール、HEX、ナットの長さなども確認することが大切です。
自分のハイエースとホイールの組み合わせに合ったナットを選び、安全に取り付けましょう。

コメント