キャンピングカーを購入するときに、
「任意保険はいくらくらいかかる?」
「8ナンバーでも任意保険に加入できる?」
「ハイエースを8ナンバーに変更したら、今までの等級はどうなる?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
8ナンバーのキャンピングカーでも加入できる任意保険はあります。
ただし、保険会社や商品、車両の状態、架装内容などによって取扱いが異なり、とくに車両保険を付けられるか、キャンピング設備や架装部分がどのように扱われるかは確認しておきたいポイントです。
また、キャンピングカーの任意保険料は一律ではありません。
わんぼ等級や年齢条件、運転者の範囲、補償内容、車両保険などによって変わるため、「キャンピングカーなら年間○万円」と判断することはできません!
ハイエースを購入後にキャンピングカーへ架装し、4ナンバーや1ナンバーから8ナンバーへ構造変更する場合は、登録番号や用途車種などが変わるため、現在加入している保険会社への手続きも確認する必要があります。
この記事では、キャンピングカーの任意保険の相場や保険料が決まる条件、8ナンバーでも加入できるのか、等級や車両保険、ネット型保険を選ぶときの注意点について解説します。
- キャンピングカーでも任意保険に加入できるのか
- キャンピングカーの任意保険料・相場の考え方
- 8ナンバーへ変更した場合の任意保険や等級の扱い
- キャンピング設備・架装部分と車両保険の注意点
- ネット型を含めたキャンピングカーの任意保険の選び方
キャンピングカーでも任意保険に加入できる?
結論からいうと、8ナンバーのキャンピングカーでも加入できる任意保険はあります。
「8ナンバーだから任意保険に加入できない」と考える必要はありません。
8ナンバーだから任意保険に入れないわけではない
キャンピングカーは、車検証上の用途や車体の形状などによって、特種用途自動車として8ナンバーで登録される場合があります。
8ナンバーというだけで、任意保険の対象外になるわけではありません。
たとえば、損保ジャパンの個人用自動車保険「THE クルマの保険」では、対象となる自家用8車種のなかに「特種用途自動車(キャンピング車)」が含まれています。
あいおいニッセイ同和損保も、キャンピングカーなどの8ナンバーや1ナンバーについて、用途車種によって自動車保険に加入できないということはないと案内しています。
一方で、任意保険へ加入できることと、希望する車両保険を付けられることは別に考える必要があります。
わんぼあいおいニッセイ同和損保では、古い車や高額な装備を装着している車などについて、車両保険に加入できない場合があるとしています!
キャンピングカーでは、任意保険へ加入できるかだけでなく、車両保険や架装部分の取扱いまで確認しておきましょう。
キャンピングカーの任意保険で確認したいポイント
キャンピングカーの任意保険では、主に次の点を確認します。
- 自分のキャンピングカーが契約対象になるか
- 8ナンバーや改造・架装した車両をどのように扱うか
- 車両保険を付けられるか
- キャンピング設備や付属品がどのように扱われるか
- 現在の等級をどのように扱うか
- Webで見積もり・契約できるか
とくに高額な架装を行っている場合は、事故が起きてから補償内容を確認するのではなく、契約時に車両保険やキャンピング設備の取扱いまで確認しておくことが大切です。
キャンピングカーの任意保険はいくら?保険料の相場
キャンピングカーの任意保険を検討するときに、とくに気になるのが「年間いくらかかるのか」ではないでしょうか。
しかし、キャンピングカーの任意保険料には、すべての車両に当てはまる一律の相場があるわけではありません。
同じキャンピングカーでも、契約条件によって保険料は変わります。
任意保険料はキャンピングカーだから一律ではない
任意保険の保険料は、キャンピングカーかどうかだけで決まるものではありません。
そのため、インターネットなどで紹介されている保険料が、自分のハイエースにもそのまま当てはまるとは限りません。
わんぼキャンピングカーの保険料を知りたい場合は、自分の車両と契約条件で実際に見積もりを取るのが確実です!
キャンピングカーの保険料を左右する主な条件
保険会社や商品によって算出方法は異なりますが、任意保険料には主に次のような条件が関係します。
- ノンフリート等級
- 運転者の年齢条件
- 運転者を限定する範囲
- 車の使用目的
- 補償内容
- 車両保険の有無や補償範囲
- 各保険会社で適用される割引など
わんぼたとえば、同じキャンピングカーでも、20等級の人と新規契約の人では保険料が異なります!
保険会社を比較するときは、できるだけ同じ補償内容・契約条件にそろえて見積もりを比較することが大切です。
8ナンバーにすると任意保険は高くなる?
8ナンバーになったという理由だけで、任意保険料が必ず高くなるとはいえません。
特種用途自動車(キャンピング車)を契約対象としている自動車保険もあります。
一方、ハイエースをキャンピングカーへ架装すると、車両の用途車種だけでなく、装備や車両価額なども変わる可能性があります。
とくに車両保険を付ける場合は、こうした違いが契約内容に関係することがあります。
そのため、
「4ナンバーより8ナンバーのほうが安い」
「8ナンバーにすると任意保険が高くなる」
とナンバーだけで判断せず、8ナンバーへ変更した状態の車両と希望する補償内容で見積もりを確認しましょう。
8ナンバーへ変更したら任意保険はどうなる?
ハイエースを4ナンバーや1ナンバーから8ナンバーのキャンピング車へ構造変更する場合は、任意保険についても手続きが必要になる可能性があります。
実際に、あいおいニッセイ同和損保では、契約している車自体を変更しなくても、登録番号や用途車種が変わった場合は手続きが必要と案内しています。
4ナンバー・1ナンバーから8ナンバーへ変更したら保険会社へ連絡する
8ナンバーへの構造変更では、車両によって、
- 登録番号
- 用途車種
- 車体の形状
- 乗車定員
- 車両重量
- 架装内容
などが変わる可能性があります。
実際に変更される項目は車両や改造内容によって変わりますが、保険契約に関係する情報が変わる可能性があるため、構造変更前に現在加入している保険会社や代理店へ相談しておくと安心です。
ハイエースを8ナンバーへ構造変更する条件や必要書類、費用、手続きについては、「ハイエースを8ナンバーに構造変更する方法|必要書類・費用・手続きを解説」で詳しく解説しています。
8ナンバーへ変更しても等級は引き継げる?
任意保険にはノンフリート等級制度があり、等級は保険料にも関係します。
そのため、
「4ナンバーや1ナンバーから8ナンバーにしたら、今までの等級はどうなる?」
と気になる方もいるでしょう。
ここは、「8ナンバーへ変更しても必ずそのまま引き継げる」と判断しないほうが安全です。
自動車保険では、等級の継承や車両入替に所有者や用途車種などの条件が設けられています。
わんぼたとえば損保ジャパンでは、通常の車両入替について、変更前後の車が同一の用途・車種区分であることなどを条件としています。
4ナンバーや1ナンバーの貨物車から、8ナンバーの特種用途自動車(キャンピング車)へ変更する場合は用途車種が変わるため、現在の等級をどのように扱うのか、構造変更前に契約中の保険会社へ確認しておきましょう。
キャンピングカーに車両保険は付けられる?
キャンピングカーでも車両保険を付けられる場合があります。
ただし、すべての車両で希望どおり加入できるとは限りません。
キャンピングカーでは、車両保険を付けられるかだけでなく、車両保険金額とキャンピング設備の取扱いも確認しておきたいポイントです。
車両保険を付けられるかは契約条件によって異なる
8ナンバーだから車両保険を付けられないわけではありません。
しかし、保険会社や商品、車両の状態などによっては車両保険を付けられない場合があります。
同じハイエースをベースにしたキャンピングカーでも、
- 完成車として販売されたバンコン
- 購入簿に専門業者で架装した車両
- DIYで設備を追加した車両
など状態はさまざまです。
わんぼ車種だけで判断せず、実際の車両情報や架装内容を伝えて確認しましょう!
キャンピング設備・架装部分は補償される?
キャンピングカーには、
- ベッド
- テーブル
- 収納家具
- サブバッテリー
- インバーター
- 冷蔵庫
- FFヒーター
- エアコン
など、さまざまな設備が追加されている場合があります。
ただし、こうした設備がすべて自動的に車両保険の補償対象になるとは限りません。
車両保険では付属品などが車両価額に関係する場合がありますが、何が付属品として扱われ、どこまで補償されるのかは契約内容によって確認が必要です。
また、車両に取り付けられた設備と、車内に積載しているキャンプ用品などを同じものとして考えないことも大切です。
わんぼ高額なキャンピング設備を取り付けている場合は、それぞれの設備が契約上どのように扱われるのか確認しておきましょう!
車両保険金額は購入価格だけで判断しない
車両保険金額について、あいおいニッセイ同和損保では「市場販売価格相当額」を参考に決定し、通常は「車両本体価格+付属品」の金額としています。
また、購入価格と必ず一致するわけではありません。
ソニー損保でも車両保険金額を自由に設定できるわけではなく、初度登録年月や型式などから設定可能な金額の幅が決まり、新車の場合は車両本体価格とオプション費用の合計額を目安としています。
そのため、キャンピングカーの購入価格や架装にかかった費用をすべて足せば、そのまま同額を車両保険金額に設定できるとは限りません。
わんぼとくに高額な架装をおこなった場合は、売買契約書や架装内容が分かる資料などを用意し、設定できる車両保険金額と設備の扱いを保険会社へ確認しておきましょう!
キャンピングカーはネット型の任意保険に加入できる?
ネット型の自動車保険でも、キャンピングカーを取り扱っている保険会社はあります。
ただし、Web上で見積もりできる場合と、車両の状態を個別に確認して契約する場合があります。
Webで見積もりできる保険会社もある
たとえばソニー損保は、キャンピングカーについてWebサイトで見積もりできると公式FAQで案内しています。
一方、SBI損保では、特種用途自動車(キャンピングカー)や改造車について、車両の状況を詳しく確認したうえで申込みの可否を判断し、サポートデスクで契約を受け付けています。
SBI損保では、この方法で契約する場合、インターネット割引と証券不発行割引は適用されません。
わんぼこのように、同じネット型でもキャンピングカーの取扱いは変わってきます!
Webで見積もりできなくても加入できないとは限らない
Web見積もりで自分のキャンピングカーを選択できない場合でも、その保険会社で契約できないとは限りません。
SBI損保のように、車両の状況を確認したうえで個別に申込みを受け付けているケースがあります。
Webで手続きを進められない場合は、
- 車検証
- ベース車両の車種・型式
- 用途・車体の形状
- 改造・架装内容
- 希望する補償内容
などを確認できるようにして、保険会社や代理店へ問い合わせてみましょう。
キャンピングカーの任意保険を選ぶときのポイント
キャンピングカーの任意保険を選ぶときのポイントは、次のとおりです。
キャンピングカーの任意保険は、単純に保険料が安い会社を選べばよいわけではありません。
まず自分の車両を契約できるかを確認し、そのうえで必要な補償を比較します。
同じ補償条件で保険料を比較する
見積額を比較するときは、
- 対人・対物賠償
- 人身傷害などの補償
- 車両保険の有無
- 車両保険金額
- 免責金額
- 運転者の範囲・年齢条件
- 特約
などの条件をできるだけそろえましょう。
一方には車両保険があり、もう一方にはない状態では、単純に年間保険料だけを比較できません。
8ナンバー・改造車の引受条件を確認する
8ナンバーのキャンピング車を取り扱っている保険会社はありますが、すべての保険会社・商品が同じ条件で引き受けているわけではありません。
完成車として購入した車両と、購入後に架装・改造した車両でも取扱いが異なる可能性があります。
わんぼとくに改造したハイエースでは、車検証と架装内容を伝えたうえで確認しておきましょう!
車両保険と架装部分を確認する
高額なキャンピング設備を取り付けている場合は、
- 車両保険を付けられるか
- 車両保険金額はいくらになるか
- 取り付けた設備をどのように扱うか
まで確認します。
「車両保険に入っているから、キャンピング設備もすべて補償される」と自己判断しないことが大切です。
ロードサービスも確認する
キャンピングカーで旅行や車中泊をするなら、旅先での事故や故障も考えておきたいところです。
わんぼロードサービスが付帯する場合は、レッカー・搬送、応急対応などのサービス内容や利用条件を確認しておきましょう!
キャンピングカーの任意保険は、
契約できるか → 必要な補償を付けられるか → 架装部分をどう扱うか → 同じ条件で保険料を比較する
という順番で選ぶと分かりやすくなります。
ハイエースのキャンピングカーで任意保険を確認するタイミング
ハイエースのキャンピングカーでは、車両の状態が変わるタイミングで任意保険も確認しておきましょう。
キャンピングカーを購入するとき
バンコンやキャブコンなどを購入する場合は、納車前に希望する保険へ加入できるか確認しておくと安心です。
わんぼとくに車両保険を希望する場合は、車両保険金額やキャンピング設備の扱いまで確認しておきましょう!
ハイエースをベースにしたバンコンについては、「ハイエースのバンコンとは?サイズ・価格・おすすめの選び方を解説」以下の記事で詳しく解説しています。
キャブコンについては、「ハイエースのキャブコンとは?サイズ・価格・代表モデルを比較」で紹介しています。
ハイエースを8ナンバーへ構造変更するとき
4ナンバーや1ナンバーから8ナンバーへ構造変更する場合は、登録番号や用途車種などが変わる可能性があります。
そのため、変更後に初めて確認するのではなく、構造変更前に現在の保険会社へ相談しておきましょう。
8ナンバーへの構造変更については、「ハイエースを8ナンバーに構造変更する方法|必要書類・費用・手続きを解説」で詳しく解説しています。
キャンピング設備を追加・変更するとき
購入後にサブバッテリーやインバーター、FFヒーター、エアコンなどの設備を追加することもあります。
設備を追加したからといって必ず保険契約の変更が必要になるとは限りませんが、高額な設備を追加した場合は、現在の車両保険でどのように扱われるのか確認しておくと安心です。
キャンピングカーの任意保険でよくある質問
8ナンバーでも任意保険に加入できますか?
はい、8ナンバーのキャンピングカーを契約対象としている自動車保険があります。
ただし、保険会社や商品、車両の状態によって取扱いが異なる場合があるため、自分の車両が対象になるか確認しましょう。
キャンピングカーの任意保険は普通車より高いですか?
キャンピングカーだからという理由だけで、必ず高くなるとはいえません。
等級や年齢条件、運転者の範囲、補償内容、車両保険などによって保険料は変わります。
8ナンバーに変更すると等級はリセットされますか?
8ナンバーへ変更しただけで「必ずリセットされる」「必ずそのまま引き継げる」とは判断できません。
4ナンバーや1ナンバーから8ナンバーへ構造変更する場合は用途車種が変わるため、現在の等級の取扱いを変更前に契約中の保険会社へ確認しましょう。
ネット型の自動車保険でもキャンピングカーに加入できますか?
キャンピングカーを取り扱っているネット型自動車保険があります。
Webで見積もりできる保険会社もあれば、車両の状態を個別に確認して契約する保険会社もあります。
キャンピング設備も車両保険で補償されますか?
キャンピング設備がすべて自動的に補償されるとは限りません。
付属品や架装部分の扱いは契約内容によって確認が必要です。高額な設備を取り付けている場合は、契約時に保険会社や代理店へ確認しておきましょう。
まとめ|キャンピングカーの任意保険は8ナンバー・架装部分まで確認しよう
8ナンバーのキャンピングカーでも加入できる任意保険はあります。
重要なのは、「8ナンバーだから加入できる・できない」とナンバーだけで判断しないことです。
キャンピングカーの任意保険では、
- 自分の車両を契約できるか
- 任意保険料はいくらになるか
- 等級をどのように扱うか
- 車両保険を付けられるか
- キャンピング設備や架装部分をどのように扱うか
- Webで見積もり・契約できるか
を確認しておきましょう。
とくにハイエースを購入後に架装し、4ナンバーや1ナンバーから8ナンバーへ構造変更する場合は、構造変更前に現在の保険会社へ相談しておくことが大切です。
そのうえで、同じ補償条件にそろえて保険料を比較すれば、自分のキャンピングカーに合った任意保険を選びやすくなります。

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