ハイエースに乗っていて、
「アドブルーの警告灯が点灯したけど、すぐに補充したほうがいい?」
「アドブルーはどこから補充する?」
「自分で補充しても大丈夫?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
尿素SCRシステムを搭載したディーゼル車では、走行にともなってアドブルー(AdBlue®)が消費されるため、残量が少なくなったら補充する必要があります。
僕のハイエース5型ディーゼル(1GD)でも、警告灯が点灯したタイミングで自分でアドブルーを補充しています。
実際の作業はそれほど難しくなく、ボンネット内にある補給口からアドブルーを入れるだけなので、自分でも補充できます。
わんぼただし、アドブルーがなくなった状態でエンジンを停止すると再始動できなくなるため、警告が表示されたら早めに補充することが大切です!
この記事では、実際のハイエースの写真を使ってアドブルーの補充方法を紹介するとともに、警告灯が点灯するタイミングや、補充しても警告灯が消えない場合の確認方法、補充時の注意点について解説します。
ハイエースのアドブルー警告灯が点灯したら早めに補充する
ハイエースのアドブルー警告灯が点灯しても、すぐに走行できなくなるわけではありません。
僕のハイエース5型ディーゼル(1GD)では、アドブルーの残量が少なくなると段階的に警告されます。
- 走行可能距離が約3,000km以下:警告メッセージが表示される
- 走行可能距離が約2,000km以下:警告灯と警告メッセージが表示される

そのため、警告灯が点灯した時点ではある程度の距離を走行できますが、先延ばしにせず早めに補充しておくと安心です。
僕の場合は、警告灯が点灯したタイミングを目安に5Lのアドブルーを補充しています。
これは僕の5型ハイエースで行っている補充方法です。
年式・仕様によってタンク容量などが異なる可能性があるため、補充量については自分の車両の取扱説明書を確認してください。
なお、現在のハイエースの取扱説明書では、警告が表示された場合はアドブルーをいっぱいまで補充するよう案内されています。
ただし、アドブルーのタンク容量や警告が表示されるタイミングなどは、ハイエースの年式・仕様によって異なる可能性があります。
わんぼ補充するときは、自分の車両の取扱説明書も確認してください!
また、アドブルーを補充せずに残量がなくなると、エンジン停止後に再始動できなくなります。
警告灯が点灯したら「まだ2,000km走れるから大丈夫」と考えるのではなく、アドブルーを補充するタイミングを知らせるサインとして考えておきましょう。
ハイエースに使われるアドブルーとは?
アドブルー(AdBlue®)とは、ディーゼル車の尿素SCRシステムで使用される尿素水のことです。
ハイエースの尿素SCRシステムでは、排気ガス中の窒素酸化物(NOx)を低減するためにアドブルーを使用します。
アドブルーは燃料のように走行することで少しずつ消費されるため、残量が少なくなったら補充が必要です。
そのため、アドブルーの警告が表示された場合は放置せず、残量がなくなる前に補充しましょう。
ハイエースにアドブルーを補充する方法
ハイエースのアドブルーは、ボンネット内にある補給口から自分で補充できます。
僕も警告灯が点灯したタイミングで自分で補充していますが、作業自体はそれほど難しくありません。
大まかな手順は以下のとおりです。
それでは、実際のハイエースの写真を使って補充方法を紹介します。
ボンネットを開ける

まずは運転席足元にあるボンネットオープナーを引いて、ボンネットを開けます。
僕のハイエース5型では、ボンネットオープナーと給油口を開けるレバーが並んでいます。
間違えて給油口を開けないように、ボンネットのマークを確認してから操作しましょう。
アドブルーの補給口を開ける

ボンネットを開けると、「AdBlue」と書かれたキャップがあります。
ここがアドブルーの補給口です。
キャップを開けるときは、補給口の中にゴミや異物が入らないように注意してください。
アドブルーを補充する

補給口からアドブルーをゆっくり注ぎます。
今回は、僕が普段補充している5Lを入れました。
ジョッキを使用する場合は、アドブルー以外の液体に使用したものをそのまま使わず、内部に異物や油分などが残っていないものを使用しましょう。
また、補充中にアドブルーを車体やエンジンルームへこぼさないよう注意してください。
キャップを確実に閉める
補充が終わったら、補給口のキャップを確実に取り付けます。
僕のハイエースでは、キャップを回して「カチッ」と音がするところまで締めています。
最後にボンネットを閉めれば、アドブルーの補充作業は完了です。
補充後に警告灯・警告メッセージを確認する
アドブルーを補充したあとはエンジンを始動し、警告灯や警告メッセージが消えているか確認します。
警告表示が消えれば補充作業は完了です。
使用したジョッキなどは、アドブルーが乾燥して結晶化したものを次回の補充時に混入させないためにも、使用後に水でよく洗って乾燥させておきましょう。
アドブルーを補充しても警告表示が消えない場合については、後ほど詳しく解説します。
ハイエースにアドブルーを補充するときの注意点
アドブルーの補充作業はそれほど難しくありませんが、尿素SCRシステムのトラブルを防ぐためにも取り扱いには注意が必要です。
とくに、以下の点に気をつけて補充しましょう。
アドブルー以外の液体や異物を入れない
アドブルーの補給口には、指定されたアドブルー以外の液体を入れないようにしましょう。
水や燃料などの液体だけでなく、ゴミや油などの異物が混入すると、尿素SCRシステムの故障につながる可能性があります。
補充するときにジョッキを使用する場合も、エンジンオイルや冷却水など別の液体に使用しているものとの共用は避けてください。
アドブルーを水で薄めて使用しない
アドブルーは尿素濃度が規格によって定められているため、水で薄めて使用することはできません。
わんぼ「少しくらいなら水を混ぜても大丈夫」と考えず、そのまま補充できる規格に適合したアドブルーを使用しましょう!
また、アドブルーがなくなってエンジンを再始動できなくなった場合でも、代わりに水を補充するのは避けてください。
アドブルーをこぼしたら放置しない
補充中にアドブルーを車体へこぼしてしまった場合は、そのまま放置せず水で洗い流します。
エンジンルーム内など水を直接かけにくい場所に付着した場合は、水を含ませた布などで拭き取っておきましょう。
アドブルーは乾燥すると白く結晶化するため、補給口の周辺にこぼした場合もきれいにしておくと安心です。
皮膚などに付着した場合は水で洗い流す
補充するときは、できるだけアドブルーが皮膚や衣類に付着しないよう注意しましょう。
手などに付着した場合は水で十分に洗い流し、目に入った場合などは製品に記載されている注意事項に従って対処してください。
アドブルーを補充しても警告灯が消えないときは?
ハイエースにアドブルーを補充したあとは、エンジンを始動して警告灯・警告メッセージが消えているか確認します。
「アドブルーを入れたのに警告灯が消えない」
「リセット操作が必要なの?」
と気になる方もいると思いますが、まずはアドブルーを十分に補充できているか確認してください。
トヨタの取扱説明書でも、補充後はエンジンが始動することと、警告灯・警告メッセージが消えたことを確認するよう案内されています。
適切に補充しても警告表示が消えない場合は、自己判断でリセットしようとせず、トヨタ販売店で点検してもらいましょう。
また、アドブルーの残量がなくなってエンジンを再始動できなくなっている場合も、水など別の液体を補充して対処するのは避けてください。
アドブルーがなくなるとエンジンを再始動できなくなる
ハイエースは、アドブルーの残量がなくなっても走行中に突然エンジンが停止するわけではありません。
ただし、アドブルーがなくなった状態でエンジンを停止すると、そのままではエンジンを再始動できなくなります。
そのため、走行可能距離が少なくなってから「まだ走れるから大丈夫」と補充を先延ばしにするのはオススメできません。
もしアドブルーの残量がなくなってしまった場合は、指定された規格に適合するアドブルーを補充してください。
「エンジン再始動不可 AdBlue補充必要」と表示されている場合は、エンジンを停止すると再始動できません。
エンジンを停止せず、トヨタ販売店へ連絡して対応方法を確認してください。
わんぼアドブルーの代わりに水などを入れてエンジンを再始動させようとするのは避けましょう。
尿素SCRシステムの故障につながる可能性があります。
ハイエースは残量がなくなる前から段階的に警告してくれるため、警告灯・警告メッセージが表示された時点で早めに補充しておくことが一番確実な対策です。
アドブルーの保管方法と保存期間
アドブルーをまとめて購入する場合は、補充方法だけでなく保管方法にも注意が必要です。
とくに20Lなどの大容量タイプは1回で使い切らないことが多いため、残ったアドブルーを適切に保管しておきましょう。
保管するときは、以下のような環境を避けることが大切です。
- 直射日光が当たる場所
- 高温になる場所
- 容器を開けたままの状態
- ゴミや異物が混入する可能性がある場所
使用後は容器をしっかり密閉し、直射日光を避けてできるだけ温度の上がりにくい場所で保管します。
僕は20Lのアドブルーを購入し、1回の補充で使い切らなかった分は倉庫で保管しています。
これまで保管して使用してきた範囲では問題を感じたことはありませんが、これはあくまで僕の使用環境での経験です。
アドブルーは保管温度などによって保存できる期間が変わるため、購入した製品に記載されている保管方法や使用期限も確認してください。
年間走行距離が少なく、購入したアドブルーをなかなか使い切れない場合は、価格だけで大容量タイプを選ばず、5Lや10Lなど使い切りやすい容量を選ぶのもオススメです。
アドブルーは自分で補充すると費用を抑えやすい
ハイエースのアドブルーは、ディーラーやガソリンスタンドなどで補充してもらう方法もありますが、アドブルーを購入して自分で補充することもできます。
僕はネットでアドブルーを購入し、警告灯が点灯したタイミングで自分で補充しています。
以前購入したときは、20Lで2,850円だったため、5Lあたりに換算すると約710円でした。
自分で補充すれば工賃がかからず、好きなタイミングで作業できるのもメリットです。
ただし、価格だけで大容量タイプを選ぶのが必ずしもお得とは限りません。
アドブルーには保管環境にも注意が必要なので、年間走行距離が少ない場合は、使い切りやすい容量を選んだほうが管理しやすくなります。
僕のように走行距離が多く、定期的に補充するのであれば20Lなどの大容量タイプも選択肢になります。
一方、使用量が少ない場合は5Lや10Lなど、自分の使い方に合った容量を選ぶといいでしょう。
アドブルーを選ぶときは価格や容量だけでなく、車両に指定されている規格に適合した製品であることも確認してください。
まとめ|アドブルー警告灯が点灯したら早めに補充しよう
ハイエースのアドブルー警告灯が点灯しても、すぐに走行できなくなるわけではありません。
しかし、アドブルーの残量がなくなった状態でエンジンを停止すると再始動できなくなるため、警告灯や警告メッセージが表示されたら早めに補充しておくことが大切です。
ハイエースのアドブルー補充は、
- ボンネットを開ける
- アドブルーの補給口を開ける
- アドブルーを補充する
- キャップを確実に閉める
- 警告灯・警告メッセージが消えたことを確認する
という流れでおこなえます。
僕もハイエース5型ディーゼル(1GD)のアドブルーを自分で補充していますが、作業自体はそれほど難しくありません。
ただし、アドブルー以外の液体を入れたり、水で薄めたりするのは絶対に避けてください。
また、適切に補充しても警告灯・警告メッセージが消えない場合は、自己判断でリセットしようとせず、トヨタ販売店などで点検してもらいましょう。
警告灯が点灯したら補充のサインと考え、残量がなくなる前に対応しておくと安心です。

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