【警告灯がついたら黄色信号】ハイエースにアドブルーを補充する方法を紹介

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この記事にたどり着いたあなたは、ハイエースにアドブルーを補充する方法や補充するタイミングを知りたいのではないでしょうか?

尿素SCRシステムが搭載されているハイエースにアドブルーは欠かせません

今回の記事では、ハイエースにアドブルーを補充する方法・タイミングなど、アドブルーに関することについて詳しく解説します。

この記事はこんな人にオススメ!
  • ハイエースにアドブルーを補充する方法・タイミングを知りたい人
  • アドブルーを最安値で補充する方法を知りたい人
  • アドブルーを補充するときの注意点を知りたい人

アドブルーを補充すること自体は、ハイエースのメンテナンスの中でもカンタンな部類になります。

この記事を読めば、誰でも安全にアドブルーを取り扱えるようになると思うので、最後まで読んで実践してみてください。

目次

アドブルーとは

尿素SCRシムテムに使われる尿素水のこと。

もう少し詳しく説明すると、DPF内部で発生した排気ガスに対して噴射することで、有害物質といわれている「窒素酸化物を窒素と水に分解してくれる無色・透明の水をアドブルーと言います。

わんぼ

アドブルーを噴射することで、汚れている排気ガスをキレイにしてくれるってことだよ!

尿素SCRシステムを搭載したクリーンディーゼルは、アドブルーがないと排出ガス規制をクリアすることができません

アドブルーが無くなるとどうなるの?

アドブルーが空っぽになった状態でエンジンを停止してしまうと、エンジンの再始動ができなくなります

その理由は前述したとおり、アドブルーがないと排気ガス規制をクリアできず、いわゆる違法車両の扱いになる為、コンピューターがエンジンをかけれないように制御してしまうからです。

尿素SCRシステムが搭載されているディーゼル車は、アドブルーを噴射できない状態だとエンジンの始動すら許されていません

わんぼ

だけど、空っぽになる前に補充すれば問題ないね!

アドブルーを補充するタイミング

基本的には、補充のアナウンスが表示されてからで大丈夫です。

ハイエースの場合は、

  • 走行可能距離が3,000㎞以下になると、警告メッセージが表示される
  • 走行可能距離が2,000㎞以下になると、警告灯&警告メッセージが表示される

上記の方法でアナウンスしてくれます。

アドブルーを補充するタイミングは、警告灯が点灯したら5L補充するようにしていください。

なぜ警告灯が点灯してからでいいかというと、

ハイエースの場合は、

  • アドブルーのタンク容量は7.4L
  • 1,000㎞で1L消費
  • 満タンで7,400㎞走行可能

上記がおよその目安とされています。

つまり、走行可能距離が2,000㎞以下になり警告灯が点灯した時点で、アドブルー残量は2L程度です。

このタイミングでアドブルーを5L補充しておけば、ほぼ満タンにできるという計算になります。

アドブルーを補充するときの注意点

アドブルー自体は無害の尿素が主な成分ですが、念のため注意しておきたいポイントを紹介します。

  1. 異物を混入させない
  2. 水で薄めて使わない
  3. 人体にかけないようにする
  4. 車にかけないようにする

異物を混入させない

アドブルーの補充につれて異物を混入させてしまうと、尿素SCRシステムに悪影響を及ぼす可能性があります。

目詰まりによって、アドブルーの噴射不良が予想されるので気をつけましょう。

水で薄めて使わない

アドブルーは、以下の割合でつくられています。

  • 尿素 32.5%
  • 純粋 67.5%

水で薄めることによってバランスが崩れ、本来の性能を発揮することができません

ケチるところを間違えず、きちんとしたものを入れるようにしましょう。

人体にかけないようにする

アドブルーは、人体に対しては無害と言われています。

ですが、もし手などにかかってしまった場合は水でしっかりと洗い流しましょう

車にかけないようにする

アドブルーは、鉄やアルミを腐食させてしまいます。

人体には無害ですが、車のボディやアルミ部分にかけてしまった時はすぐに洗い流しましょう。

アドブルーの補充方法

アドブルーの補充は本当にカンタンです。

  1. ボンネットをあける
  2. アドブルーの注入口をあける
  3. アドブルーを補充する
  4. ジョッキを洗浄する

以上の手順になります。

ボンネットをあける

運転席の足元にボンネット用と給油用のレバーがあります。

左側がボンネット用なので、レバーを引っ張ってボンネットをあけましょう。

アドブルーの注入口をあける

ボンネットをあけると、「AdBlue」と書かれたキャップがあります。

ここから補充するのでキャップをあけましょう。

わんぼ

補充が終わってキャップを閉めるときは、「カチッ」と音がするまで回してね!

アドブルーを補充する

ジョッキなどを利用して補充しましょう。

以上で補充は完了です。

わんぼ

めちゃくちゃカンタン!

ジョッキを洗浄する

アドブルーは気温が低いと結晶化してしまいますが、乾燥しても結晶化します。

次に補充するときに、結晶化したアドブルーを一緒に入れてしまうと目詰まりを引き起こす可能性も考えられるので、使用後は水でしっかり洗浄しておきましょう

アドブルーの保管方法

アドブルーは、以下のことを守って保管できるのが理想です。

  • 容器を密閉する
  • 直射日光を避ける
  • 風通しが良い場所に置く
わんぼ

僕は倉庫に保管しているから風通しが良いとは言えないけど、今のところ問題を感じたことはないよ!

アドブルー(開封済み)の保存期間

アドブルーの保存期間は、温度が上がるにつれて短くなる傾向にあります。

夏場に保管する場合は、注意が必要かもしれません。

外気温度保存期間
30℃以下12カ月
35℃以下6ヶ月
40℃以下4カ月

アドブルー(未開封)の保存期間

未開封の場合は、長期保存が可能です。

未開封の場合でも、気温が高いと保存期間は短くなるので気をつけましょう。

外気温度保存期間
25℃以下3年
30℃以下1年6ヶ月
35℃以下12カ月
40℃以下6ヶ月
わんぼ

未開封ならこぼれる心配もないし、屋内に持ち込んで保管しやすいね!

アドブルーの補充にかかる費用

店舗で補充する場合は、基本的に少し割高になってしまいます。

  • 店舗で補充:5Lあたり1,500円~
  • 自分で補充:5Lあたり710円~

自分で補充するときの費用は、アドブルーを購入した金額によって変動します。

わんぼ

僕の場合は、20Lのアドブルーをネットで2,850円で購入しているから5Lあたり710円だよ!

余談ですが、アドブルー補充の料金をネットで調べてみたところ、某カー用品はアドブルーを5L補充するだけで2,700円請求との記載がありました。

わんぼ

ちょっとびっくりしちゃった…!

アドブルーは自分で補充するのがお得

自分で補充すれば、時間も費用もお得です。

わざわざ店舗に足を運ぶ必要もないし、時間があるときに作業できます。

アドブルーの補充を自分でするときに気をつけたいのが、保存期間です。

アドブルーの紹介

内容量にいくつか種類があるので、保管場所走行距離など自分の環境によって選ぶといいでしょう。

僕は正直、保存期間をあまり気にしていないので1番お得な20Lを購入しています。

20Lタイプ

今回紹介するアドブルーの中では1番割安になります。

年間の走行距離が多い人にオススメです。

  • 5Lあたり710円

10Lタイプ

量と価格のバランスが良いのが10Lになります。

年間の走行距離が10,000㎞以上の人にオススメです。

  • 5Lあたり975円

5Lタイプ(4個セット)

使い切りの5Lが4個セットになっています。

未開封であれば長期保存が可能なので、屋内の涼しい場所に保管できる人にオススメです。

  • 5Lあたり1,000円
わんぼ

どれを買っても1回の補充にかかる費用は1,000円以下だから、店舗より断然お得だよ!

アドブルーの残量が無くなった時の対処法

絶対にエンジンを切らないことです。

アドブルーが無くなってもエンジンを切らない限り、エンジンが止まることはありません。

近くのディーラーやアドブルーを取り扱っているガソリンスタンドに行って補充しましょう。

もしもエンジンを切ってしまった場合は、アドブルーを入れない限りエンジンの始動は不可能です。

エンジンを切ってしまった場合

どうしても手段がない時は、アドブルーを補充するところから水を入れてあげるとエンジンの始動ができます。

最低限の水を入れてエンジンさえ始動してしまえば、通常通り走行が可能です。

この方法はコンピューターに対して、水をアドブルーだと勘違いさせてエンジンを始動するわけですが、これはあくまで最終手段になります。。

わんぼ

本当に困った時のために知っておくと役に立つかもしれないね!

もちろん排出ガスをクリーンにできないので、そのまま走り続けると違法改造と同じですし、なるべく早めにアドブルーを補充しましょう。

ただし、水自体が尿素SCRシステムにとって、あまり良くないことは覚えておいてください

まとめ

アドブルーを自分で補充する方法は、お得でカンタンな作業だとお伝えできたと思います、

ガソリンスタンドで補充する方法もありますが、取り扱いの無いところも多いです。

とはいえ、ディーラーなどの店舗よりは安く補充できますし、保管が難しい人にはガソリンスタンドもオススメといえます。

とにかく、警告灯が点灯したらなるべく早めの補充を心掛けましょう!

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