【ハイエースのフロントスピーカー交換】ドアのデッドニング施工もあわせて、さらなる音質アップ

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この記事のまとめ

ハイエースのフロントスピーカーの交換方法を解説!

スピーカーの種類・選びかたもカンタンに紹介しています。

同時にドアをデッドニングすることで、音質向上の効果も倍増です。

スピーカー交換はDIYしやすい作業で、3時間程度で終わると思います。

音質に不満がある人は、ぜひチャレンジしてみてください。

ハイエースは純正スピーカーのままだと、音質がイマイチじゃないですか?

社外品の安いスピーカーに交換し、ドアをデッドニングするだけでも音質は格段に良くなります。

スピーカー交換は、あまりお金をかけずに満足できるのでオススメです。

デッドニングとは

外部からの音を抑えたり、スピーカーの音質を向上させるために、制振材・吸音材を車に貼り付ける作業のこと。

目次

スピーカーは2種類ある

コアキシャルスピーカーセパレートスピーカーの2種類があります。

それぞれ、メリット・デメリットがあるので自分に合う方を選びましょう。

コアキシャルスピーカーとは

コアキシャルは「同軸共軸」という意味で、

高音用のツイーターと中・低音用のウーファーが、1つに「ギュッ」とまとめられたスピーカーのことです。

メリット
  • セパレートスピーカーに比べて安価
  • セパレートスピーカーに比べて取り付けがカンタン
  • 音にまとまりがある
  • 音楽を長時間でも聴きやすい

コアキシャルスピーカーは、

セパレートスピーカーに比べて安価で、取り付けがカンタンです。

コスパ重視で手軽に音質を向上させたいなら、コアキシャルスピーカーを選択するべきでしょう。

個人的には、

音が足元から鳴るので、長時間のあいだ聴いていても疲れにくい印象です。

わんぼ

僕は「安い・カンタン・疲れにくい」を理由に、コアキシャルスピーカーを選んだよ!

デメリット
  • 音の定位が下になる

音の定位とは、音が存在している位置のこと。

スピーカーから出る音は、低音域よりも高音域の方が、どの位置で鳴っているのかを把握しやすいのが特徴です。

僕たち人間は耳を使って音を聴いているので、「音が出る高さは耳と同じ位置がいい」と言われています。

スピーカー自体はドアの足元付近にあるので、

コアキシャルスピーカーの場合は、音の定位が下になってしまうのがデメリットです。

ツイーターとは

高音域を担当する高音専用のスピーカーのこと。

ウーファーとは

中・低音域を担当する中・低音専用のスピーカーのこと。

セパレートスピーカーとは

セパレートは「分かれている」という意味で、

高音用のツイーターと中・低音用のウーファーが、別々になっているスピーカーのことです。

メリット
  • 音の定位が上になる
  • コアキシャルスピーカーに比べて音質が良い

スピーカーが別々になっているので、それぞれを適した場所に取り付けることが可能です。

高音を出すツイーターを耳の高さに近いダッシュボードやピラー部分に取り付けることで、音の定位が上になり臨場感を味わえます。

ボーカルが近くで歌っているような」という表現をよくされていますよね。

デメリット
  • コアキシャルスピーカーに比べて高価
  • コアキシャルスピーカーに比べて取り付けがめんどくさい
  • 音楽を長いあいだ聴くと疲れる

セパレートスピーカーは、

コアキシャルスピーカーに比べて高価で、取り付けがめんどくさいです。

スピーカーが複数に分かれているので、

それぞれに取り付けが必要で、配線も各スピーカーの位置まで通して接続しなければなりません。

友達がこのタイプのスピーカーを取り付けていますが、

個人的には、耳に近い高さから音楽を長いあいだ聴いていると疲れてしまいました。

わんぼ

でも、音質だけで言えばセパレートスピーカーの方が良かったよ!

どちらのタイプを選ぶべきか

これはもう、「あなたがどっちを求めているのか」で決まります。

コスパ重視で手軽に音質を向上させたいならコアキシャルスピーカーで、

お金と手間をかけて高音質を手に入れたいならセパレートスピーカーです。

フロントスピーカー交換方法

前置きが長くなってしまいました。

さて、スピーカーを交換するにはドアの内張りを外す必要があります。

特に難しい作業ではないので、慎重にやっていきましょう。

ドアノブのビスを外す

ドアノブのところに、ビスが1本あるのでこれを外します。

ウインドウスイッチのパネルを外す

パネルのところは、ビスが2本あるのでこれも外します。

ビスを外して上に引っ張ると、ウインドウスイッチのカプラーが見えるのでこれを抜きます。

パネルを外す

内張りの上側のパネルを外します。

外した際に、クリップがドア側に残ることがあります。

つまんで引き抜き、パネル側に取り付けておきましょう

クリップがパネル側についてないと、うまく復元することができません。

内張を外す

外しやすいところからクリップを外していき、内張りを完全に取り外します。

すると、こんな感じになっています。

パネルが2枚外せるようになっているので、こちらも外しましょう。

続いて、スピーカーも取り外していきます。

純正のスピーカーはリベットで止められているので、ドリルで穴をあけるようにして取り外さなければなりません。

この時になかなか取れないからって力を入れすぎると、穴が開いた勢いでドリルがドアに激突してしまう可能性があるので気をつけましょう。

わんぼ

実際に僕はドリルを勢いよくドアにぶつけて、ドアが膨らんだかと思ったよ…。セーフだったからよかった!

取り外せるものを取り外した状態がこちらです。

ハイエースは本当にパネルが薄いですね。

これでは音質に不満が出ても仕方ありません。

スピーカー取り付け&デッドニング

制振材としてレアルシルトを使用しました。

コストを抑えたい方はレジェトレックスでも問題ありません。

デッドニングとスピーカー交換をしていきます。

ディフュージョンの貼り付け

外側のパネルに制振材を貼り付けたらディフュージョンを貼り付けます

ディフュージョンは、音の拡散反射吸収するのが役目です。

スピーカーは音が鳴ると背面が振動します。

スピーカーから発生する圧力をディフュージョンが的確に処理することで、音質が向上すると言われています。

インナーバッフルの取り付け

次にインナーバッフルを取り付けます。

付属のネジを使用して取り付けるだけです。

バッフルに配線を通すための溝が用意されているので、固定する前に配線を通しておきましょう。

スピーカー取り付け&デッドニング

いきなり完成の図になってしまいます。

制振材を存分に貼りつけましょう。

その後、スピーカーを取り付けます。

内張りもデッドニング

せっかくなので、内張りもデッドニングします。

スピーカー周辺の部分に、あまっていた東レペフをクッション材として貼り付けてみました。

効果があるのかわかりませんが、直接ボディに当たるよりは良い気がしてます。

ここまで終われば、逆の手順で復元して完了です。

スピーカーを交換して改善したこと

スピーカーを交換して感じたメリットを紹介します。

  1. 音質が良くなった
  2. 音量を上げても跡が割れなくなった

音質が良くなった

当然の結果なんですが、音質は格段に向上しました。

僕はスピーカーや音については素人です。

それでも明らかな違いを感じ取れています。

正直、本当に音が良くなるのか半信半疑でしたが、交換してよかったです。

音量を上げても音が割れなくなった

スピーカー自体の性能が上がったからでしょうか。

純正スピーカーでは音が割れていた音量まで上げても、アルパイン製のスピーカーならへっちゃらです。

運転中に大きな音で、音楽を聴きたい気分の時もあるので非常に満足しています。

ドアをデッドニングして改善したこと

ドアをデッドニングして感じたメリットを紹介します。

  1. ドアの振動が軽減した
  2. ドアを閉める音が変わった

ドアの振動が軽減した

「デッドニングした甲斐があった」という感じです。

ドアの振動は、音楽を聴いていてもほとんど感じません

音量を上げた時に、内張りが「ビリビリ」と音を立てることもなくなりました。

邪魔だった雑音が消えたことで、とても快適に音楽を楽しめます

ドアを閉める音が変わった

デッドニングする前は「バンッ」という、いかにも安っぽい音でした。

デッドニングを終えてからは、

「バフッ」

というか

「ドフッ」

というか…

とにかく高級車っぽい音に変わりました

わんぼ

デッドニングの効果は大きいね!ハイエースみたいなボディが薄い車は、絶対に違いを感じれるよ!

改善すると思ったけどしなかったこと

残念ポイントがふたつありました。

  1. 音の漏れ具合は変わらなかった
  2. 高音・低音はイマイチ

音の漏れ具合は変わらなかった

ハイエースって、音量を上げると音漏れがすごいんですよね…。

だから、停車するときに近くに車がいたらいちいち音量を下げてました。

「デッドニングしたら振動が減るだろうし、音が外部に伝わりにくくなるかな。」

と、少し期待していましたが変化はわかりませんでした。

高音・低音はイマイチ

まとまりのあるキレイな音は聞こえるようになりました。

ですが、高音・低音を今回取り付けたスピーカーだけに頼るのは少し物足りません。

そこまで満足しようと思うと、ツイーターとウーファーの取り付けが必要です。

スピーカー&インナーバッフル&デッドニングキットの紹介

今回使用した商品です。

全部でおよそ20,000円くらいだったので、費用対効果にも大満足しています。

さいごに

カーオーディオって、めちゃくちゃ奥が深いと言われています。

僕は素人ですが、

オーディオにハマるとお金がかかる。

と聞いていたので、あえてエントリーモデルのコアキシャルスピーカーを購入しました。

それでも十分に満足しています。

この価格帯で満足できるんだから、

「お金をかけるとどうなるんだろう?」って逆に興味が湧いてしまいそうです。

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