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【ローダウン車に必須のパーツ】ハイエースのスタビリンク・ブラケットを交換したら強化スタビライザーの効果が復活

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この記事のまとめ

玄武から発売している、

アジャスタブルスタビリンクショートスタビブラケットについて解説!

ユーアイビークルで言えば、

アジャスタブルスタビライザーリンクスタビライザー固定ブラケット

ローダウン量によっては、必須のパーツです。

まだ交換してない人は、交換する理由を読んでみてください。

ローダウンしているにもかかわらず、

フロントに強化スタビライザーを取り付けて、満足していませんか?

純正品のスタビリンク・ブラケットのままにしていませんか?

スタビライザーを適正な角度に調整しておかないと、本来の性能を発揮することができません

目次

商品の違い

玄武とユーアイビークルに、それぞれ2種類の商品が存在しています。

メーカーが違えば呼び方が違うのは、差別化だとわかりますよね。

2種類存在するのは、2WD専用4WD専用があるからです。

2WD専用

  • 玄武 『アジャスタブルスタビリンク』
  • ユーアイビークル『アジャスタブルスタビライザーリンク』

上記の2つは、2WD専用のパーツになります。

玄武のアジャスタブルスタビリンクは、「ロング」と「ショート」の2種類が販売されています。

玄武
  • 「ロング」

1.5~2.5インチダウンに対応

  • 「ショート」

2.5~4.0インチダウンに対応

自分のハイエースのローダウン量によって、パーツの選択をしましょう。

ユーアイビークルのアジャスタブルスタビライザーリンクは、1種類ですが対応車高の幅が広いです。

ユーアイビークル

35~75㎜ローダウンに対応

インチに変換すると、およそ1.5~3.0インチダウンに対応となります。

4WD専用

  • 玄武『ショートスタビブラケット』
  • ユーアイビークル『スタビライザー固定ブラケット』

上記2つは、4WD専用のパーツになります。

ブラケットに関しては、両メーカーとも1種類のラインナップです。

玄武

1.0~2.0インチダウンに対応

玄武の方が、2.0インチダウンまでと対応範囲が広いです。

ユーアイビークル

25~40㎜ローダウンに対応

インチに変化すると、およそ1.0~1.5インチダウンに対応となります。

なぜ、交換する必要があるのか

結論から言えば、

ローダウンすることで、スタビライザーの角度が変わってしまうから

この角度こそがスタビライザーにとって、めちゃくちゃ重要なんです。

路面からの力を車が受けた時に、

スタビライザーがねじれるような動きをすることで、サスペンションの左右差を抑えています。

スタビライザーは、ねじれることができる状態が最大のキモです。

逆に言えば、ねじれることのできないスタビライザーはただの棒になってしまいます。

スタビライザーがねじれるためには、適正な角度であることが大前提

まずはこの認識をもってください。

純正状態のスタビライザーは、もちろん適正な角度です。

しかし、ローダウンすることで適正だった角度が変わってしまいます。

言葉で説明するよりも、玄武からわかりやすい画像が出てるのでこちらをご覧ください。

まずは、2WDをローダウンした時のスタビライザーの様子です。

左は純正パーツ、右は玄武パーツが取り付けられた状態で、ローダウンされています。

引用 玄武 商品ページ

次に、4WDをローダウンした時のスタビライザーの様子です。

左は純正パーツ、右は玄武パーツが取り付けられた状態で、ローダウンされています。

引用 玄武 商品ページ

青い点線が純正のリンクまたはブラケットのまま、ローダウンしている時の様子で、

オレンジの線がリンクまたはブラケットを社外品に交換して、ローダウンしている時の様子です。

オレンジの線のような角度が、適正な角度になります。

しかし、

どちらの画像も純正スタビリンクまたはブラケットの場合、スタビライザーエンドが上方向に持ち上げられているのがわかりますでしょうか?

わんぼ

スタビライザーエンドは、2WDの画像で言えばリンクとの接続側(左側)で、4WDの画像で言えばブラケットの反対側(右側)だよ!

本当なら、路面からの力を受けた時にスタビライザーエンドが上方向に動くことで、スタビライザーをねじります

しかしローダウンにより、すでに上方向に動いた状態になっているので、

路面からの力を受けてもこれ以上動けないので、スタビライザーへ伝達することができず、車体を持ち上げようとしてしまうんです。

この状態がさきほど、ねじれることができないスタビライザーはただの棒だと説明した理由になります。

つらつらと説明しましたが、もう一度まとめてみましょう。

まず、

ローダウンしたら、社外品のスタビライザーリンクまたはブラケットに交換するべき

結論は、

ローダウンすることでスタビライザーの角度が変わってしまうから。

角度が変わると、スタビライザーが本来の性能を発揮できないんです。

なぜなら、

純正品のままローダウンすることで、スタビライザーエンドが上方向に持ち上げられてしまう

すると、

路面からの力を受けたスタビライザーエンドはこれ以上動けないので、ただの棒となり車体を持ち上げようとする

そこで、

スタビライザーリンクまたはブラケットを短いものに交換することで、スタビライザーエンドを路面側(下方向)に近づけることができる

その結果、

スタビライザーエンドが適正な角度になり、路面からの力を受けた時にスタビライザーエンドが上方向に動く余裕ができる

だから、

スタビライザーはねじれることができ、本来の性能を発揮できる

以上がローダウン量によって、スタビライザーリンクまたはブラケットを交換した方がいい理由です。

実際に交換してみた感想

  1. スタビライザーが効くようになった
  2. 縦方向の振動が軽減した
  3. 費用対効果は満足できる

僕は4WDに乗っていて、フロントを1.5インチくらいローダウンしています。

最初はスタビライザーのみの交換でしたが、

フロントを強化スタビライザーに交換するだけでも、効果は感じていました。

ですが、ブラケットを交換することで、さらに横揺れの改善ができたと思います。

ロール耐性が向上しましたし、

直線時の小刻みな段差の振動が軽減したのも、個人的にはうれしい誤算でした。

わんぼ

ローダウンすることで狂ってしまったスタビライザーの角度を、適正な位置に戻すだけで こんなにも変わるんだ!

ネット上で、

クスコの強化スタビライザーと玄武のショートスタビブラケットの組み合わせだと、スタビライザーがオイルパンに干渉するという情報を見かけましたが、問題ありませんでした

純正品との比較

純正品と玄武製品をくらべてみました。

わずかな違いに見えますが、この違いこそが重要です

実際に取り付けたのがこちら。

片方ずつの作業で、ネジ4本の脱着のみなのでとてもカンタンです。

僕の場合、玄武のフレームサポートを取り付けているので共締めになっています。

スタビリンク・ブラケットを導入するべき人

  • メーカーの取り付け推奨値よりもローダウンしている人

スタビライザーが純正品だとしても、適正な角度に戻すことに意味があります。

ローダウンしてからスタビライザーの効きが弱く、今までより横揺れが大きく感じる状態の場合は、改善するかもしれません。

玄武製品の紹介

玄武のスタビリンク・ブラケットです。

2WDで1.5~2.5インチダウンの人はロングタイプを。

2WDで2.5~4.0インチダウンの人はショートタイプを。

4WDで1.0インチダウン以上の人はこちら。

ユーアイビークル製品の紹介

ユーアイビークルのスタビリンク・ブラケットです。

2WDで 35~75㎜ローダウン(1.5~3.0インチダウン)の人はこちら。

4WDで25~40㎜ローダウン(1.0~1.5インチダウン)の人はこちら。

さいごに

一見、目立たないパーツなので、僕は交換を後回しにしていました。

足回りをひと通り触ってから、

「そういえば、まだ交換してないから買ってみるか」

という流れで購入に至りました。

もっと早く交換しておけばよかったと思っています。

ローダウンしたけどまだ交換していない人に、ぜひオススメしたいパーツのひとつです

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