ハイエースバン(標準ボディ)のメリット・デメリットを紹介！
４ナンバー車は、とにかくランニングコストがお得です。
車検が毎年あるというデメリットがありますが、
維持費を少しでも抑えたい人には、とても魅力的に感じると思います。
４ナンバー車に魅力的なメリットがあることを知っていますか？
つまり貨物自動車として登録している車は、年間の維持費をかなり節約することができます。
車の維持費って少しでも抑えたいですよね？
ハイエースバン(標準ボディ)には、４ナンバー車という強みがあります。
どのハイエースにしようか迷っている場合は、ぜひ参考にしてみてください。
４ナンバー車とは
そもそも４ナンバー車がわからない人のために、少しだけ説明させてください。
ナンバープレートの地域名のとなりの数字が「４」から始まっている車を４ナンバーと呼びます。
「３」から始まっていれば３ナンバー、「５」から始まっていれば５ナンバーですね。
４ナンバーの車は小型貨物自動車に分類されます。
人ではなく、荷物を載せて運ぶことを想定してつくられた自動車です。
４ナンバー車のメリット
４ナンバーには特徴的なメリットが３つあり、どれも魅力のある強みと言えるものばかりです。
- 自動車税が安い
- カーメンテナンスの機会が多い
- 足回りの造りが頑丈
- 高速道路の料金が乗用車と同じ
実際に４ナンバーのハイエースに乗ってみて、どんなことをメリットに感じているのかを順番に紹介していきます。
自動車税が安い
自動車税とは、自動車の所有者に対して毎年発生する税金のこと。
４ナンバーのメリットと言えばまずはコレですよね。
とにかく自動車税が割安で、ランニングコストに優れています。
ハイエースバンの自動車税は16,000円です。
一般的なミニバンやハイエースワゴンの自動車税は、およそ36,000円～50,000円です。
この比較条件の場合、差額は20,000～34,000円にもなり、何年も積み重なっていけば…と考えると魅力的じゃないですか？
わんぼ車の維持費は少しでも抑えたいよね！
整備する機会が多い
４ナンバー車は、新車で購入して初めての車検は２年目で、それ以降は毎年の車検が定められています。
乗用車は初めての車検は３年目で、それ以降は２年ごとの車検です。
車検以外の定期点検も、４ナンバー車は６ヶ月ごとですが、乗用車は１２ヶ月ごと。
乗用車と比べるとおよそ倍の車検や点検を受けられることになるので、故障を招く可能性は下がるでしょう。
故障が少なく安心して乗れる。という角度から見れば大きなメリットになります。
わんぼメンテナンスは噓をつかないよ！
足回りがとても頑丈
「貨物」と呼ばれるぐらいなので、重たい荷物を載せて走ることを想定されています。
ハイエースバンの場合は、最大積載量が1,000㎏。
乗用車とは造りが全く違い、トラックとほとんど同じ構造です。
多量のキャンプ道具や荷物、バイクなどの重量物を載せてもへっちゃらで走る車は頼りになりますし、遊びの幅も広がります。
足廻りの頑丈さを走行距離で表すならば300,000㎞は平気ですし、海外では100万㎞を超えているハイエースも珍しくないようです。
わんぼ僕は、何十万キロも走りたいと思ってるよ！
高速道路の料金が乗用車と同じ
ハイエースバンワイドのような１ナンバー車と比較してのメリット。
４ナンバーの場合は「小型貨物自動車」に分類されるので、高速道路を乗用車と同じ料金で通過できます。
対して１ナンバーの場合は「普通貨物自動車」に分類されてしまい、中型車料金になるので割高です。
さらに、
中型車は休日割引がないので、休日にお出かけする時のコストパフォーマンスが悪くなります。
ですが、１ナンバー車両のメリットに価値や魅力を感じるならコストとか細かいことは気にせずに購入してしまった方が、後の満足度は高いと思います。
わんぼ高速料金は、僕が４ナンバーを選択したひとつの理由だよ！
４ナンバー車のデメリット
ここまでメリットを伝えてきましたが、デメリットもあります。
- 車検が毎年ある
- 自賠責保険が割高
メリットを裏返したデメリットと金銭的なデメリットを紹介していきます。
車検が毎年ある
整備する機会が多いことを悪い意味で表せばこうなります。
毎年の車検って正直めんどくさいですよね。
それだけでなく車検を受ける回数が増えるということは、車検整備費用も膨らみます。
税金面では非常に有利な４ナンバーではありますが、車検整備代や代行手数料の面で見れば車検の回数が多いことから車検代は、乗用車に比べて高くなる傾向です。
例えば、車検整備の基本料金を25,000円、代行手数料を10,000円と仮定すると、２年間で乗用車より35,000円ほど高くなってしまいます。
ここだけ見ると、
「４ナンバーもお金かかるじゃん！」と思うかもしれませんが、
自動車税の安さで十分にカバーできているのでトータルで見ると４ナンバーの方が少し安いです。
毎年の車検は面倒ではありますが、支払い金額に大きな差がなく、車検を多く受けれると考えれば悪い条件ではないと思います。
自賠責保険が割高
自賠責保険とは、交通事故に遭ってしまった被害者を救うための制度です。
小型貨物である４ナンバー車は１年間の保険料が14,280円です。 ２年間で28,560円。
対して乗用車は２年間で20,010円。
自賠責保険に関しては、乗用車の方が２年間で8,550円安くなります。
小型貨物自動車は荷物をたくさん積むことで重量が重くなることや、年間の走行距離が多くなることを想定されていますので自賠責保険の料金が割高になります。
わんぼ気になるデメリットではないね！
さいごに
個人的に、４ナンバーに対して感じるメリットとデメリットを紹介させていただきました。
最大のデメリットである毎年の車検さえクリアしてしまえば、メリットが目立つ印象です。
ランニングコストを抑えたいのであれば、４ナンバー車を選ぶべきといえます。
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