ハイエースのガソリンエンジンのメリット・デメリットを紹介!
ディーゼルエンジンと迷われがちなガソリンエンジンですが、価格や静粛性を考えればガソリンエンジン1択です。
うるさいエンジンは嫌だという人にオススメといえます。
ガソリンエンジンについて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
ハイエースを購入するときに、どっちのエンジンを選べばいいのか迷っていませんか?
それぞれのエンジンに良いところがあるので、こっちが良いという定義はありません。
どちらが正解かは、あなたの要望・使用用途によって決まるといえるでしょう。
ガソリンエンジンのメリット
ブログ的には、
ガソリンエンジンのメリットを紹介するべきなんでしょうけど、僕自身があまり魅力を感じてないのが正直なところ。
なので今回はディーゼルエンジンのハイエースを購入した僕の目線から、
いいなあ~!
と思うガソリンエンジンのメリットを紹介していきます。
- エンジンの静粛性が高い
- 車両価格が安い
エンジンの静粛性が高い
喉から手が出てしまいそうなほど、ガソリンエンジンの静粛性がうらやましいです。
ガソリンエンジンはスパークプラグという火花を飛ばす部品が使われていて、
ガソリンと空気を混ぜたもの(混合気)に火花を飛ばして爆発を引き起こし、エンジンを回転させる仕組みです。
この点火方式により、
エンジン内部に取り込んだ混合気を圧縮する力を過剰に上げる必要がないので、爆発時の衝撃・振動・騒音はディーゼルエンジンよりも少なくなります。
しかし、ディーゼルエンジン(1GD)でも走行中にエンジン音が気になることはほとんどありません。
トランスミッションが6速化されたことで下道はもちろん、高速道路でもあまり回転数を上げることなく快適に巡行できるようになりました。
ただし、車中泊や休憩などのアイドリングが必要な時は周りが非常に気になります。
エンジンかけてたら迷惑かな…。 うるさいかな…。と思ってしまうんですよね。
ガソリンエンジンほどの静粛性は、どんなに頑張ってもディーゼルエンジンでは手に入りません。
これだけは本当にうらやましいです…。
ガソリンエンジンの大きなメリットだよ!
車両価格が安い
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンだとおよそ60万円の差額です。
車にかけれる予算があまりなく、少しでも安くハイエースを買いたい人にはガソリンエンジンモデルがおすすめです。
ここまでの金額差があり、ディーゼルエンジンが高いのには理由があります。
こちらの記事で簡単に説明しているので、時間のある時に目を通してみてください。
ガソリンエンジンのデメリット
続いてガソリンエンジンのデメリットを紹介していきます。
- 燃料代が高い
- エンジンが低回転だとトルクが低い
個人的には、ランニングコストの悪さとエンジンが非力なところがどうしてもマイナスポイントです…。
燃料代が高い
ガソリンエンジンの場合はレギュラーの給油が必要なので、ランニングコストの面で不利です。
レギュラーは軽油と比べて1Lあたり約20円高く販売されています。
そのかわりに初期投資が安くて済むというメリットがあるので、あまり長距離を走らない人にはガソリンエンジンは向いていると言えるでしょう。
年間の走行距離が10,000㎞未満の場合は、ガソリンエンジンの方がお得だと思います。
走行距離はエンジンを選択するヒントになるね!
エンジンが低回転時のトルクが低い
ガソリンエンジンの場合は、エンジンが高回転の時に高い出力を発生させることに向いています。
ディーゼルエンジンのように、エンジン回転が低い時に高いトルクを発生させることは苦手です。
静粛性のメリットで紹介しましたが、
ガソリンエンジンは圧縮する力がディーゼルエンジンに比べて弱いので、エンジンを高回転まで回さないとパワーを取り出しにくい構造となっています。
だったらガソリンエンジンも圧縮する力を強くすればいいんじゃない?
と思うかもしれませんが、ガソリンエンジンで圧縮力を高めるとノッキングという現象が起こります。
ひと言で説明すると異常燃焼。名前の通り、金属を叩くような音で、エンジンにとって悪影響な現象です。
最近は電子制御でノッキングが発生しないようになっています。
以上の理由からガソリンエンジンは構造上、圧縮する力を高くすることはできません。
さいごに
ガソリンエンジンの強みとしてはとにかく静かで車両価格が安いことです。
ハイエースを道具として、どんな風に使っていきたいのか。
この答えを明確にすることで、後悔の無い選択ができると思います。
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