あなたがどっちのエンジンを選ぶべきかを解説!
それぞれのエンジンに向いている人の条件をまとめてみました。
より多くの条件が当てはまる方が、あなたに向いているエンジンだといえるでしょう。
ゲーム感覚で読んで、エンジン選びの参考にしてみてください!
ハイエースを購入する時に、
「どっちのエンジンを選べばいいんだろう」
と悩んでいませんか?
自分が希望するハイエースに、ガソリンエンジンの設定しかなければ悩む必要はありません。
しかしディーゼルエンジンも選べる状況だと、どっちにするか迷ってしまうと思います。
それぞれに魅力があるので、どちらが正解かはその人次第です。
具体的にあなたがどっちのエンジンを選択すれば、後悔の無いハイエースライフを送れるのかを僕に答えさせてください。
悩んで決められない人は参考にしてみてね!
あなたはディーゼルエンジンを選びましょう
ディーゼルエンジンを選んだ方がいいと思う人の条件を紹介していきます。
- 初期投資ができる人
- ストレスなく走ってほしい人
- 長く乗るつもりの人
多く当てはまるほどディーゼルエンジンに向いていると言えます。
初期投資ができる人
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンでは、新車時の購入価格が約60万円ほど違います。
購入資金が用意できる人で、ディーゼルエンジンに魅力を感じるのであれば、間違いなくディーゼルエンジンを選択するべきです。
金銭的な理由だけが解決できずにディーゼルエンジンを諦めてしまうのも、少しもったいない気がします。
なぜならディーゼルエンジンは長く乗ることで、ガソリンエンジンtの差額をペイすることが可能です。
少し無理をすれば手が届くのであれば、思い切って買っちゃう方が満足できるはず。
ランニングコストが安いことから、購入後は比較的負担が少ないこともあわせて検討してみてください。
ストレスなく走ってほしい人
ディーゼルエンジンは、高いトルクを活かしてグイグイ走ることが得意です。
停車状態からの発進や坂道の発進も全く問題なく加速してくれますし、高速道路での追い越しも不満を感じることもありません。
重たい荷物を載せたり、高速道路を利用して遠出したりする機会が多い人には、自信をもってオススメできます。
運転している時間が最も長いことから、とにかく気持ちよく走る車が欲しい人は間違いなくディーゼルエンジンを選ぶべき。
もう一度言います。
走らない車にストレスを感じる人は、絶対にディーゼルエンジンを選んでください。
長く乗るつもりの人
10年、20年と長期に渡って乗り潰すつもりで購入するなら、ディーゼルエンジンを選択するべきです。
なぜなら長い目で見るのであれば、ディーゼルエンジンはほぼ100%の確率でガソリンエンジンとの差額は埋まるから。
それに加えてディーゼルの場合は、エンジン自体も頑丈な設計なことから耐久性が高いです。
ガソリンエンジンよりも耐久性が高く、ランニングコストも安いディーゼルエンジンは長く乗りたい人にとって非常にオススメの選択肢と言えます。
注意したいのが、耐久性とエンジンの寿命はイコールではありません。
使用状況やメンテナンスにより左右されます。
あなたはガソリンエンジンを選びましょう
ガソリンエンジンを選んだ方がいいと思う人の条件を紹介していきます。
- 初期投資を安くしたい人
- エンジン音が静かな方がいい人
- 車中泊やアイドリングを頻繁にする人
- 走行距離が少ない人
多く当てはまるほどガソリンエンジンに向いていると言えます。
初期投資を抑えたい人
ハイエースの車内空間だけに魅力を感じていて、他のことはあまり求めていない。
とにかくコストを抑えてハイエースの機能性を手に入れたい。
何に魅力を感じるかは人それぞれですし、低価格でハイエースを手に入れることに最大の魅力を感じる人だっているはずです。
そんな人はガソリンエンジンを選択しましょう。
エンジン音が静かな方がいい人
ガソリンエンジンはディーゼルエンジンに比べると、とても静かなエンジンです。
ディーゼルエンジンはアイドリング時はもちろんですが、発進時や高回転時はエンジン音が目立ちます。
ディーゼルエンジン特有の「カラカラ音」が苦手な人は、ガソリンエンジンを選ぶべきです。
エンジンをかけたまま車中泊を頻繁にする人・アイドリングを頻繁にする人
個人的には重要ポイントなので、よく読んでほしいです。
結論から言うと、アイドリング状態の時間が長い使いかたをする人はガソリンエンジンを選びましょう。
そもそも、自動車にとってアイドリング自体があまりよくありません。
年式にもよりますが、ディーゼルエンジンを搭載したハイエースには、DPFという環境対策のための装置が搭載されています。
DPFをカンタンに説明すると、
マフラー内部に設置されたフィルター状のもので、
エンジンから排出された有害物質を一時的にフィルター部分に溜めておいて、一定量が溜まると排気ガスの温度を高めて有害物質を燃焼させて除去する装置のことです。
アイドリング状態が続くとどうなるかと言うと、
有害物質は溜まる一方で排気ガスの温度を上げることができないので、有害物質の除去を行うことができず溜まり続けます。
ある程度溜まるインジケーターランプの点滅が始まり、車内の「手動再生スイッチ」の操作で燃焼を開始することは可能です。
有害物質は、通常走行している時よりもアイドリングの方が一度に溜まる量の方が多いので、結果的に燃焼の時間か回数を増やさなければなりません。
燃焼させる頻度が増えるとDPFへ負担がかかり、劣化が進んだ場合は交換が必要になるケースも考えられます。
長時間のアイドリングですぐに壊れるわけではありません。
しかしアイドリングの頻度が高いとDPFの寿命を縮めてしまい、通常よりも早期交換をしなければならないかもしれないということです。
このようなリスクを避けたい場合は、ガソリンエンジンを選択すれば解決します。
ディーゼルエンジンは、アイドリングが多い使いかたにはまったく向いていません。
交換の場合は20万くらい必要だと思うよ…。
走行距離が少ない人
理由は先ほどと同じように、走行虚栄が少ないのも自動車にとってよくありません。
短い距離を走ったり、信号待ちや渋滞を繰り返すような状況だとDPFの排気ガス温度を上昇することができないからです。
余談ですが、チョイ乗りはシビアコンディションに該当します。
年間の走行距離が少ない人や、チョイ乗りが多い人はガソリンエンジンを選ぶべきです。
さいごに
それぞれのエンジンのメリット・デメリットに納得した上で、
今回紹介した条件に当てはまる項目が多ければ、失敗する可能性は限りなく低くなると思います。
ハイエースをどんな使いかたをしたいのかが明確にできれば、判断しやすいでしょう。
ひとりでも多くの方の参考になると嬉しいです。
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